新婚・山本耕史　“三谷大河”１２年ぶり出演に意気込み

　来年１月スタートのＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」（三谷幸喜さん作／脚本）の新たな出演者が２４日、東京・渋谷の同局で発表され、石田三成役に決まった山本耕史（３８）、茶々（淀）役で今回が初の大河出演となった竹内結子（３５）らが出席し、意気込みを語った。

　山本は、三谷さんが手掛けた２００４年の大河ドラマ「新選組！」に新選組の土方歳三役で出演。「真田丸」で主演する堺雅人（４１）とも同作で共演した。

　１２年ぶりの“三谷大河”への意気込みを聞かれ、山本は「新選組では、堺さんとがっつりお芝居をさせてもらいました。今回もそんなシーンがあると思う。頭が良い策士である石田を三谷さんがどう描いてくださって、どう表現できるのか、今から楽しみです！」。８月に堀北真希（２６）と結婚。弾む言葉に公私の充実ぶりをうかがわせた。

　主人公真田信繁（通称幸村）役の堺は、山本ら新たに加わった“豊臣陣営”を前に「どなたに焦点を移しても１本の大河ドラマができるのではないか、という素晴らしい方々を前に撮影している」と話した。

　ほかに大谷吉継役で片岡愛之助（４３）、北政所役で鈴木京香（４７）、千利休役で桂文枝（７２）らが出演する。

　会見では、三谷さんが「西日暮里壁新聞」記者を名乗り、記者席から竹内らに質問する場面も。三谷さんは７月の出演者会見でも記者席から質問しており、竹内は「これがうわさの西日暮里壁新聞ですか」と苦笑い。

　撮影地の長野県茅野市にある牧草地で今月６日、撮影準備をしていた男性スタッフ（３５）が屋根から落下し、右手首の骨を折るなどのけがをした事故があった。

　屋敷陽太郎制作統括は「全治３カ月と診断されましたが、すでに手術も終え、元気にされています。けがが治ったらまた、現場復帰してくれることを願っています」と話した。