集団強姦事件:巡査部長を釈放へ 大阪地検
毎日新聞 2015年09月25日 15時00分(最終更新 09月25日 16時07分)
大阪府警の現職と元職の警察官2人を含む4人が逮捕された集団強姦(ごうかん)事件で、大阪地検は、府警箕面署刑事課の梅本大輔巡査部長(36)を勾留期限の25日に刑事処分を保留し、釈放する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。地検は事件を計画したとされた元巡査長の男性(32)を既に釈放しており、この2人を含む4人について不起訴処分にする方向で検討している。
梅本巡査部長は昨年12月17日夜、大阪市内のホテルで元巡査長の知人女性に集団で乱暴するなどした疑いがあるとして、府警が今月7日に逮捕していた。
捜査関係者によると、地検が元巡査長らと被害者側の言動などを詳しく調べた結果、整合性がとれない部分が確認されたとされる。