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【芸能・社会】

原田知世 真っすぐな恋愛 主演SPドラマ「三つの月」

2015年9月10日 紙面から

スペシャルドラマ「三つの月」に主演する原田知世(右)と共演の谷原章介=岐阜県白川村で

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 女優の原田知世(47)がTBS系で10月3日に放送される「スペシャルドラマ 三つの月」(午後2時、CBC制作)に主演する。数々の話題作を手掛けてきた北川悦吏子さんの脚本で、原田は「真っすぐな恋愛ドラマ。印象に残るせりふもたくさんあり、私もできあがりが楽しみ」と自信を見せている。

 北川さんの出身地・岐阜県の山あいの町を舞台に、アラフォー女性の切ない恋愛を描いた「月」シリーズの第3作で完結編。夫が営む食堂を手伝うかたわら義母の看病に追われ、息苦しさを抱える繭(原田)が、人生に迷い、繭が住む町で長い休息を取っている作曲家の蒼太(谷原章介)と恋に落ちる。その道ならぬ恋の行き先は−。

 「心に積もっていることを聞いてくれる人が誰もいなくて、繭は孤独な女性」と原田。「北川さんの脚本は丁寧で細やか。役作りの必要はなく、自然に繭の方から近づいてきてくれました」と振り返り「見終わった後、恋や愛、人生について深く考えることができる作品」とアピールする。

 堀場正仁プロデューサーは「不倫ではあるがドロドロしておらず、ピュアな恋愛ドラマ。原田さんはその純粋さを表すことができる女優」。そして「何歳になっても『恋をしたい』という気持ちは女性なら誰でもある。そんな女性のファンタジーを美しく描きたい」と話している。

 ロケは9月上旬、世界文化遺産の合掌造りの集落で知られる白川郷や郡上市で行われた。共演は八千草薫、山本學ら。

 

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