~ この世・あの世を知るⅡ ~

この世の疑問・謎・疑惑、あの世に関する情報を冷静に分析してみます。

 

「フレコンバッグの侵攻」

 マスコミが福島の放射能汚染を報じなくなってずいぶん経つが、国民の中には「もう原発事故は収束したんじゃないの?」なんてことを本気で思っている人も少なくないようだ。
そんな方々に断言しておく、「収束することは絶対にない」。悪化の一途を辿るのだ。
放射線をUFOのような乗り物で一気に上から消滅させる方法でもできれば別だが。
最近では、確かに汚染水から放射性物質を分離するものや、放射線を消してしまう電解水なども発見されているようだが、はっきり言ってそういったもので広大な国土をきれいに除染することなど出来ない。もちろんどちらも凄い研究であり、これからも続けるべき研究だと思う。が、前者のような分解・分離するものは結局濃縮された危険な放射性物質を作るだけである。それをどう処分するかという問題が発生することは考えずとも分かる。後者も画期的な物質を作り上げたと思うが、それを事故で起きた放射線を全て消し去るにはあまりに途方もない時間と金が掛かることは明白。
 
 要するにもう手遅れなのだと言わざるを得ない。
こうしている間にも次々と汚染水は流出している。その量を追い越す勢いで放射線を消していくなどどう考えても無理だ。
そんな方法を進化させている間に、とにかく全ての原発を止め、破壊された原発をいかに封じ込めるかという事を考える事が先決であることくらい子供でも分かりそうなものだが、世を動かすべき大人達はとてつもない馬鹿らしく、他の事を優先する。

 なんとか放射線を処理していけそうな感じのするフレコンバッグの中身はどうであろう。
頑張れば減らしていけるだろうか・・・
いや、100%無理だ。
これを見てほしい。



お役所としては流出は無いと言うのだ。
フレコンバッグの耐用年数は3~5年という。
しかも雨ざらしであるから余計に耐久性は下がるであろう。
すでに崩れ始めており、各地で中身が流出しているのが事実である。
しかしお役所は流出していないと言う。
目の前に流れ出た抜け殻が浮いていようとも、あってはならないから「無い」のだ。



桁が違う。
そして増え続ける。
他国の戦争などに首を突っ込んでいる場合ではないのだ。
しかし、日本の政府は馬鹿というか自分の事しか考えない。
自分の立場と利益しか考えない。
この辺は考え方の違いなどではない。
本来だれがどう考えても当然の選択肢、優先順位である。
そこに住んでいる人達の尊厳はどこへ行ってしまったのか・・

Comments



 

 
09-2015
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

«   »

Search
プロフィール

Author:プランZ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
 
QRコード
QRコード