先発のロッテ・涌井=QVCマリンフィールド(撮影・吉澤良太)【拡大】
(パ・リーグ、ロッテ6-3ソフトバンク、23回戦、ソフトバンク14勝9敗、25日、QVCマリン)ロッテは先発した涌井秀章投手(29)が、7回9安打3失点で、今季13勝(9敗)目を挙げた。これでチームは4連勝とし、クライマックスシリーズ(CS)出場圏内の3位西武と0・5差とした。
ロッテはエース・涌井が力投を見せた。ソフトバンク打線に安打を許しながら、要所を締める投球で7回3失点。直球をコーナーに散らし、低めを丁寧についた。テンポの良い投球で打線へリズムをもたらし、デスパイネの3ランなどで四回までに6点。序盤から涌井を援護した。
これで勝利数はリーグトップの日本ハム・大谷と1差の13勝。2009年以来6年ぶりとなる自身3度目の最多勝とCS進出へ、右腕を振り続ける。
内(抑えの西野離脱で2年ぶりのセーブ)「どこで投げても気持ちは一緒。点を取られないで抑えるだけ。西野が、と言われないように頑張る」
クルーズ(一回に先制二塁打)「バットの先だった。レフト前に落ちてくれて打点につながったのは良かった」