現代自動車労組 3日連続で時限スト=労使交渉決裂

【蔚山聯合ニュース】韓国・現代自動車の労組は25日、賃金・労働協約をめぐる交渉で会社側と暫定合意に至らなかったことを受け、3日連続の時限ストに入った。

 労組の全組合員、約4万7000人のうち蔚山工場の組合員、約2万8000人はもちろん、全州(全羅北道)や牙山(忠清南道)の工場、研究所や装備・販売部門の組合員もストに参加している。

 この日のストで会社側には車両約2500台分の売上高に当たる約500億ウォン(約50億円)の損害が発生すると推計される。

 23、24日のストと合わせると損害額は計2230億ウォンに上る。

 秋夕(中秋節、今年は9月27日)連休後の交渉日程も決まっていない。

 労使双方は22日、最大の争点である賃金ピーク制(雇用を保障する代わりに一定の年齢以降は賃金を引き下げる制度)の導入と、通常賃金の引き上げで見解の隔たりを埋めることができなかった。

 同労組がストを行うのは4年連続。

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