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モナリザのモデル女性の遺骨発見か
9月25日 21時57分

名画「モナリザ」のモデルになったと言われている女性の遺骨がイタリアで見つかった可能性が高いと調査チームが発表し、「モナリザ」が誰なのかという世界的なミステリーを解明する手がかりになるのか注目されています。
レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」のモデルについては、イタリアの絹商人の妻のリザ・デル・ジョコンドだった可能性が高いとされていて、イタリアの調査チームが3年前から、彼女が晩年を過ごしたフィレンツェの修道院の地下にある墓を掘り起こす作業を進めていました。
調査チームは24日、記者会見を行い、これまでに見つかった遺骨について、放射性炭素を使った手法で年代を測定したところ、骨は16世紀初頭のもので、リザ・デル・ジョコンドが生存し「モナリザ」が描かれた時期と一致することが分かったと発表しました。
見つかった遺骨は損傷が激しく、DNAによる特定はできないということですが、調査チームは、今回の調査に加え文献などの情報から、遺骨が、この女性の可能性が高いとしています。
一方で、調査チームは当初、女性の頭蓋骨を見つけて顔のイメージを復元し、女性が「モナリザ」のモデルだったかどうか確認する予定でしたが、頭蓋骨は見つからなかったということです。
「モナリザ」のモデルを巡っては、想像上の人物だったとする説もあり、今回の調査結果が、「モナリザ」が誰なのかという世界的なミステリーを解明する手がかりになるのか注目されています。

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