ブログを運営している人同士の交流と言えば、相手のブログ記事にリンクを飛ばして、お互いに言及しあうような方法が代表的なんじゃないかと思う(Twitterでのキャッキャウフフも好きですが)。
なかには議論に発展するようなやり取りもあれど、その多くは「おもしろそうな話題に乗っかる」という、ユルく楽しいつながり。
はてなブログ公式で提供している「今週のお題」にはたびたび乗っからせてもらっていますし、最近だとTwitterで話題になっていた「本棚の10冊で自分を表現する」をブログでやってみたら、周囲のブログにも伝播して嬉しかったという出来事もありました。
その一方では、古くからブロガー同士、個人HP運営者同士で行われてきた活動として、「寄稿記事」の存在もあります。特にこの数ヶ月だと、ブログ『隠居系男子』さんの寄稿記事を楽しく読ませていただいておりました。
「そのブログっぽい内容だけど筆者が違うために書き口が異なる寄稿記事(長い)」って、サイト全体から見ても程よいスパイスになっていていいなーと思う。うちでもやってみようかしら。 / “あなたが書いた力作の記事をリプライでもDMでもいい…” http://t.co/vrzNp4sEsg
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2015, 9月 17
――ってなわけで、「おもしろそうだから、うちでも試しにやってみよう!」という勢いでもって、このブログ『ぐるりみち。』でも、寄稿記事を募集してみようと思います。
テーマは、なんでもOK!
大きなブログでは条件やテーマを細かく設定しているところも多いようですが、このブログ『ぐるりみち。』は、僕こと“けいろー”が運営する個人の日記。
「読書」「ことば」「インターネット」「仕事論」といったいくつかのカテゴリーは設けておりますが、基本的には自分の「好き勝手になんでも書く」、雑多なブログです。そのため、募集にあたっては、特定の記事テーマは設定しません。
前提としての条件もただひとつ、「このブログの読者であること」の一点にします。“読者”と言うと基準が曖昧かもしれませんが、少なくとも、この『ぐるりみち。』の記事を何本か読んだことがある人、ということで。定期購読している必要はありません。
というのも、たまに読者さんからもらうメールを読んでいると、明らかに文章力があり、自分で書きたい話題があるにも関わらず、時間の余裕の問題でブログを始めることができない人がちらほらといらっしゃるらしいのです。
そういった「書きたいことがあるのに書けていない人」に、ちょっとした機会を提供できればいいな、と思いまして。Twitterでは短すぎる、匿名ダイアリーは敷居が高そう、電子書籍としてまとめるには文量が足りない。――傲慢かもしれませんが、そんな人の受け皿となれれば。
もちろん、Twitterで相互フォローの関係だったり、日頃からお互いにブログを読みあったりしているような間柄のブロガーさんからの応募も、大歓迎でござる。
ぜひぜひ、自分のブログでは書かないような変化球を投げるべく、遊びに来ていただければ。たまには違う環境でキャッチボールをしてみるのも、悪くないんじゃないかしら。ドッジボールは避けてもらいたいところですが(ボソッ
あるかも(ないかも)しれないメリット
「寄稿記事」として募集する以上、それっぽいメリットは提示していおいたほうがいいのかな? いや、でもこれ、別にメリットじゃなくね? というか、そんなにハードル上げてだいじょうぶなのん? ……なんて思わなくもないけれど、とりあえず“それっぽい”利点をば。
1. ブログを運営している場合、新規読者の開拓につながる“かも”
“寄稿記事のメリット”と言えば、やっぱりこれなのかな? もしも自分のブログを持っている方が寄稿した場合、そちらへの流入も見込める……かもしれません。
直接的な宣伝・PRに関しては要検討ですが、ブログやサイト、SNSアカウントへのリンクを貼ることに関しては、まったく問題ありません。むしろ、「普段はこういう記事を書いてるんだぜ!」くらいの簡単な紹介なら、バンバン貼っちゃってください。
逆に、あえて名前を出さずに寄稿をいただくのもありありです。先ほど書いたような、「書きたいことがあるのに書けていない人」などはそうなるかと思われますし。基本的には、ハンドルネームor匿名(or本名)という形で受け付けることにします。
あと、必要でしたら、寄稿記事の投稿後、どれだけのアクセスが来たかもご報告いたします。
2. 必要に応じて、校正・編集も対応します
これをメリットと書くのも怪しいところではありますが、必要でしたら、いただいた寄稿記事の校正・編集の提案をさせていただきます。
基本的には修正も何もなし。いただいた文章のまま掲載させていただくつもりではありますが、もしも「ちょっと推敲してほしい」という奇特な方がいらっしゃいましたら、喜んで対応いたします。“ぐるりみち。色”に染めて差し上げましょう。ぐへへ。
これは、一応は文章で生計を立てようとしている自分の特訓のためという心づもりもありますので、必要でしたら遠慮なくお申し付けください。単純な誤字脱字の修正から、文章表現・構成の指摘まで。こちらの提案が意にそぐわない場合はもちろん、そのままの掲載でもOKです。
そんなことより、ブログ書こうぜ!
――とまあ、あーだこーだと要綱をまとめてみましたが、結局はアレっすよ。「ブログを書くのっておもしろいから、みんないろいろやってみようぜ!」というところに行き着くのです。
なんとなーく「自分の考えを自由に書いてみたい!」という意識がどこかにある、潜在的なブロガー・ネット好き・文章好きな人って結構いるんじゃないかと。ただ、炎上やらリアルバレやらのリスクを考えると……という理由でもって、なかなか機会を持てずにいるような。
他方では、アクセス数やら収益やらネット上での“お付き合い”やらに縛られてしまって、あるいはネタが尽きてしまって、なんとなーく「ブログが楽しめなくなってきた」という人も中にはいるんじゃないかとも。同じ活動をしばらく続けていると襲い来る、マンネリ感のような。
それぞれの状況を打破するための“実験場”として、あるいは別の刺激を得るための“遠征所”として、このブログがひとつのきっかけになったらいいなー、ということで。……そううまくいくとも思えないけれど、これもまた、“モノは試し”でござる。
そんなこんなで長くなりましたが、みなさんのご応募、お待ちしております。まずは実験的に始めた格好なので、掲載の方法や時期などに関しては、メールのやり取りでご相談いただければと思います。お手数ですが、よろしゅう頼んます。
※過剰に攻撃的な文章や煽り成分の強い内容の記事に関しては、お断りさせていただくこともありますので、念のため。
――と書いていて思ったんだけど、単なる“寄稿”じゃなくて、“共同執筆”みたいな形で記事を書いてみるのもおもしろいんじゃないかなーと。もし他に「こういうのおもしろそう!」なんてネタがありましたら、お気軽にご提案くださいな。
あと、天気が良ければ日曜日は公園で1人ホゲーっとしていると思われるので、よかったら遊びに来てちょ。