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東芝 白物家電で中国企業と提携へ
9月24日 16時06分

不正な会計処理が発覚した東芝は、採算が悪化している白物家電の生産体制の見直しを進めた結果、低価格で知られる中国の家電メーカーと提携することになり、部品の調達網を活用することなどで白物家電の収益力の向上を目指すことにしています。
東芝は、不正な会計処理の影響で、通常より1か月遅れでことし4月から6月の第1四半期の決算を発表し、本業のもうけを示す営業損益が赤字に転落したことから、採算が悪化している白物家電の生産体制の見直しを検討してきました。
この結果、東芝は低価格で知られる中国の家電メーカー「スカイワース」と提携することで合意したと発表しました。具体的には、日本国内向けの冷蔵庫や洗濯機を製造している、中国にある東芝の2つのグループ会社がこのメーカーからそれぞれ5%の出資を受けるということです。
これによって東芝は、スカイワースの部品の調達網を活用することなどでコストの削減を進め、白物家電の収益力の向上を目指すことにしています。
また、東芝は中国国内での白物家電の販売会社を清算して、スカイワースに販売を委託するとしています。東芝は、年内をめどに不採算事業の構造改革に取り組む考えを示しており、引き続き、事業の見直しを進める方針です。

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