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トキの放鳥 7年で200羽超える9月25日 15時32分
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野生復帰が進められている国の特別天然記念物のトキを自然に放す13回目の放鳥が25日朝、新潟県佐渡市で行われました。7年前から始まった取り組みで自然界に放たれたトキの数はこれで200羽を超えました。
今回の放鳥で自然に放されたのは、雄2羽、雌17羽の合わせて19羽で、このうち12羽は、石川県のいしかわ動物園や島根県出雲市などの分散飼育地で産まれたトキです。
佐渡トキ保護センターでは、25日朝6時に放鳥の訓練が行われていたケージの扉が開けられ、トキが自然に飛び立つのを待ちました。
1時間ほどがたって、7羽が飛び立ったのを始め、午前中19羽のすべてのトキがケージの外に出たのが確認されました。
環境省によりますと、平成20年に始まった放鳥によって自然界に放たれたトキの数は25日を含めて215羽となり、野生復帰が着々と進んでいます。
環境省の広野行男首席自然保護官は、「野生下のトキも年々増加し、昨年は多くのひなも生まれた。来年になると新たに放鳥した個体とペアとなる期待もある」と話していました。
一方で、トキが田畑を荒らす昔のような被害も出始めていて、人との共生が課題となってきています。
佐渡トキ保護センターでは、25日朝6時に放鳥の訓練が行われていたケージの扉が開けられ、トキが自然に飛び立つのを待ちました。
1時間ほどがたって、7羽が飛び立ったのを始め、午前中19羽のすべてのトキがケージの外に出たのが確認されました。
環境省によりますと、平成20年に始まった放鳥によって自然界に放たれたトキの数は25日を含めて215羽となり、野生復帰が着々と進んでいます。
環境省の広野行男首席自然保護官は、「野生下のトキも年々増加し、昨年は多くのひなも生まれた。来年になると新たに放鳥した個体とペアとなる期待もある」と話していました。
一方で、トキが田畑を荒らす昔のような被害も出始めていて、人との共生が課題となってきています。