首相「最後の会合に」３０日からＴＰＰ閣僚会合

9月25日 11時57分

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安倍総理大臣は、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の政府の関係閣僚会議で、今月３０日から始まる交渉参加国による閣僚会合について、「今回を最後の閣僚会合としたい」と述べ、大筋合意を目指して全力で交渉に臨むよう指示しました。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡り、今月２６日から交渉参加１２か国による首席交渉官会合を、また３０日から閣僚会合をアメリカで開催することが決まり、これを受けて政府は２５日、総理大臣官邸で関係閣僚会議を開きました。
この中で安倍総理大臣は、「交渉は最後がいちばん難しいわけだが、今回の閣僚会合を最後の閣僚会合としたい。ＴＰＰはアベノミクスの成長戦略の核になるものだ。交渉チームは全力で交渉に当たり、困難を乗り越え、国益を最大限に実現する成果を挙げてもらいたい」と述べ、大筋合意を目指して全力で交渉に臨むよう指示しました。
会議のあと甘利経済再生担当大臣は記者会見で、「残された大きな課題は、課題によっては間違いなく前進しているが、手放しで楽観的でいられる状態ではない。１００％とはいえないが、全力で最後の閣僚会合になるようにしたい」と述べました。