妻が「あんたがトイレットペーパーを巻くときのガラガラガラで家が揺れる」って言ってました。隣人への災害になり兼ねないと踏んだ妻からトイレットペーパーを静かに巻きなさい指令が下された。それに併せて“節約指令”も。
結婚してから妻の志向で“ダブル”のトイレットペーパーが導入されることに。僕は生まれて28年間“シングル”のペーパーで尻を拭いに拭い狂ってきたのです。それゆえ、この身体で覚えた巻きリズム(一部では“巻きビート”とも言う)で巻くとシンプルに「使いすぎ」という結論に至る。
いや、さすがに分厚さに違和感を感じない訳はないので無意識に巻きは減っているはずなのですが、トイレットペーパー管理委員会の妻より減りが早いとお叱りをいただきました。
その結果、対策として一定の量で折り畳まれたトイレットペーパーがトイレに設置されることになりました。さすがにそこまでされると節約せねばという意識が芽生えてきたので、今後はしっかりとキレの良い便活に努めたいと思っております。
しかし、トイレットペーパーをガラガラガラと巻けないなんて、ペーパーは畳まれましたものの、気持ちはいたたまれないものです。