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国交省汚職事件 社員の口座で振り込みか
9月25日 5時13分

国交省汚職事件 社員の口座で振り込みか
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羽田空港にある航空機格納庫の土地の使用許可を巡る汚職事件で、贈賄の疑いで逮捕された航空関連会社の元社長が社員の口座を使って国土交通省の係長に現金を振り込ませていたことが、警視庁の調べで分かりました。警視庁は、賄賂を送ったことが発覚するのを免れるねらいがあったとみて詳しく調べています。
この事件は、国土交通省航空局の係長、川村竜也容疑者(39)が、おととし、羽田空港にある航空機の格納庫の土地を巡り、国の使用許可などが延長できるよう便宜を図った見返りに、航空関連会社の元社長、金澤星容疑者(61)から現金およそ50万円を受け取ったとして収賄の疑いで逮捕されたものです。
調べに対し、2人は容疑を認めているということです。
警視庁の調べによりますと、現金は川村係長の口座に入金されていましたが、その後の調べで、金元社長が自分では現金を送らず、社員の口座から振り込ませていたことが分かりました。
元社長は、この社員に現金を振り込むよう直接指示していましたが、その際、振り込みの理由は告げなかったということです。
警視庁は、元社長が賄賂を送ったことが発覚するのを免れるねらいがあったとみて、いきさつを詳しく調べています。

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