妹(19歳)が俺のことを好きすぎて困ってる
ちなみに俺は23なんだが、妹は俺のことが好きすぎる。もう大学生なのにまだおにーちゃんおにーちゃん言って甘えてくる。一緒にデートしたがるし、妹の友達には彼氏みたいだねって言われてるらしい。顔も俺に似て可愛い。
でも、兄貴としてはそろそろ妹に彼氏ができないと、世間ずれしてしまうのではないかとか、このままでは結婚できないんじゃないかとか考えてしまって、悩んでる。
見た目はもう大人だし、発育もいいんだけど、精神的には幼いんだよな。俺が特別素晴らしい兄貴なわけじゃないのに、なんでこんなにお兄ちゃんっ子なのかな。
父親が離婚していないことが関係してるのかな。小学校の頃に父親はいなくなって、それから俺が父親代わりの面もあったかもしれない。
でもそれなら、余計に反抗するものだと思うけど、中学の時にちょっと喧嘩しがちだったぐらいで、それでもすぐ仲直りして甘えてきたし、甘えん坊はどんどん悪化してる。
俺も男だし、彼女もいないから、妹とはいえ異性にそうされるのは嫌じゃないし、むしろ嬉しいんだけど、しかし妹のことを思うとそんなこと言ってられない。
大学生になった時にはもう彼氏ができて離れていくだろうと思ったのに、もう二年なのに全然そんな気配がないし、やばい。
サークルにも入らずに、勉強は真面目にやってるようだけど、男友達はほもんどいないみたいだ。女子校からほとんど女ばかりの大学にいったせいもあるが。
バレンタインのチョコも俺にしか作ったことがない。俺は妹のチョコを生涯にわたって独り占めしてきたと言える。これはよく考えるとなかなか凄いことだ。
チョコと言えばウンコを連想するが、妹は1日に何回もウンコにいく。ほぼお腹を壊すことがない快便女子なのだが、おかげで臭いも少なく、例えるなら青空の下の牧場にほのかに匂う発酵臭といった感じだ。
やはり、腸内環境が優れているんだろう。善玉菌が悪玉菌を、ラグビーのワンサイドゲームのように抑えつけているんだろう。そんな想像をすると、妹がとても逞しく思えて、兄としては嬉しい。
自分のこんな気持ちは、少し父性愛を感じる。妹のことをどう思ってるのか、非常に複雑だけども、まるで恋人のようでもあり娘のようでもあり、友達のようでもある。
でも、やっぱり妹は妹だ。恋人にはなれないし、娘でもないし、友達でもない。それは、寂しいようでもあるけど、俺と妹の人生に必要なことなのだ。
幸せな時間は長くは続かない。こんな駄文をダラダラ続けるのは、未練がましい自分が出てて嫌だ。辞めたい。でも、こうやってグダグダ考えているのが、実際の俺の幸せであって、俺の全てなんだ。
いつか、妹に彼氏ができて、結婚した時のために、ここに詩を遺しておきたい。
妹と兄の気持ちは重なり愛
そしていつしか離れ愛
互いの気持ちを探り愛
辿り着いた真の愛
それを祝福しな愛といけな愛
それが兄の最後に贈る愛
そろそろお別れの頃愛
心を込めて、贈る愛
愛愛愛し愛愛愛すそんな関係を築き愛
巡り愛に感謝し愛