韓国で外国人観光客狙った“ぼったくりタクシー”摘発、最大10倍の料金を請求＝「国の恥さらし」「料金表掲示を」と憤る韓国ネットユーザー

2015年9月23日、韓国のテレビ局TYNによると、外国人観光客にぼったくり料金を請求した個人タクシー運転手が大量に検挙された。

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ソウル市と仁川観光警察隊は、タクシー運転手12人を詐欺の疑いで書類送検したと明らかにした。容疑者らは、仁川空港と首都圏地域を行き来する外国人観光客に通常料金の最大10倍に達する料金を請求した疑いが持たれている。この中の一人は、通貨に慣れていない中国人観光客がソウル麻浦区から仁川空港までのタクシー料金の支払いに誤って5万ウォン（約5000円）札8枚を出し、通常料金の6倍に達することを知りながら、そのまま受け取ったことが明らかになっている。警察は、中国の国慶節の連休と訪韓外国人観光客向けのショッピング観光祭りコリアグランドセール期間（8月14日〜10月31日）、主要空港と港湾一帯でタクシーの不当料金徴収など、観光関連の不法行為を集中的に取り締まるとしている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「国の恥さらしだ」
「良心も国も売った」
「仁川から中国までの飛行機代くらい取ってるんじゃないか」

「外国人のために、料金表を掲示した方がいい」

「しっかり取り締まらなければならない。国の顔に泥を塗っている」
「タクシーの『ぼったくり』がなくならない理由は処罰が軽いからだ。軽い処罰が続く限り防ぐことはできない」
「タクシー営業ができないようにするとか、何カ月か業務停止させるとか事後の処置を厳しくすべき」（翻訳・編集/三田）