韓国産業通商資源部は24日、ソウル市内のホテルで日本の経済産業省と「第16回韓日鉄鋼分野官民協議会」を開き、通商摩擦などに関する意見交換を行う。
協議会で双方は供給過剰、需要低迷に直面する世界の鉄鋼市場で協力関係をより強化するための意見を交わす予定だ。
通商摩擦が懸念される場合には、政府・業界間の対話ルートを通じ、事前に円満な解決を図ることでも一致を目指す。
同時に韓国側は最近輸入が急増している日本製の山形鋼、溝形鋼に対する韓国鉄鋼業界の懸念を伝える予定だ。
今年第1四半期(1-3月)に韓国に輸入された日本製の溝形鋼は2万1000トンで、山形鋼は3万4000トンで、前年同期に比べそれぞれ50.2%、28.7%増加した。