やすんだ話。
やれやれ、連休が終わった。
とはいえ、私はムスメと例の美術館に行ったのみ。
ムスコに至っては、最大の行事がブックオフ行き、という、非活動的な我が家である。
(ブックオフのキャラクターは「よむよむ君」というらしい)
それでも連休を楽しんだムスコは、いつものように
はあ~… 行きたくない…
さんざん連発した後、シオシオと学校に行った。
今でこそ、文句を言いつつも登校していくムスコであるが、ちょっとヤバい時もあった。
行き渋りというやつである。
小学校高学年から中学のややこしい時期、とくに月曜日に
学校、行きたくない…
涙目で言いだしたり、起きて来なかったりということが何度もあった。
もしかしたらこのまま登校拒否になってしまうのだろうか。
想像力豊かな私は、引きこもりのムスコとゴミ屋敷で暮らす自分の老後までも、アリアリと思い描けてしまった。
こりゃマズい。ヒジョーにマズい。
しかし、親として行ってもらわなきゃ困る、と思うのと同時に、そりゃ行きたくないだろーな、という気持ちも、私にはあった。
そもそも私自身、学校に行きたくない子だったのだ。
学校教育の恩恵を受けたのと同じくらい、学校ではイヤな思いをした。自分がそうだったのを棚に上げて、子供にだけ行け行けとは言えない。
考えた挙句、私はムスコに提案した。
月に一回、好きな日に休んでいいよ いつ休むかは自分で決めたらいい
たったそれだけのことだけど、そう言ってやった時、ムスコの顔がどれだけ明るくなったか、私は忘れない。
それ以来、いつ休んだらトクか、を考えるのが、ムスコの楽しみになった。
キライな教科のある日、マラソン大会の日、ロングホームルームの日… 行きたくない理由は、聞かなかった。
決して見上げたやり方ではなかった。私は、不真面目な母親かもしれない。
でも、あの月に一度の休みは、ムスコの心に風を入れる窓になったと、今でも思っている。
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とはいえ、私はムスメと例の美術館に行ったのみ。
ムスコに至っては、最大の行事がブックオフ行き、という、非活動的な我が家である。
(ブックオフのキャラクターは「よむよむ君」というらしい)
それでも連休を楽しんだムスコは、いつものように
はあ~… 行きたくない…
さんざん連発した後、シオシオと学校に行った。
今でこそ、文句を言いつつも登校していくムスコであるが、ちょっとヤバい時もあった。
行き渋りというやつである。
小学校高学年から中学のややこしい時期、とくに月曜日に
学校、行きたくない…
涙目で言いだしたり、起きて来なかったりということが何度もあった。
もしかしたらこのまま登校拒否になってしまうのだろうか。
想像力豊かな私は、引きこもりのムスコとゴミ屋敷で暮らす自分の老後までも、アリアリと思い描けてしまった。
こりゃマズい。ヒジョーにマズい。
しかし、親として行ってもらわなきゃ困る、と思うのと同時に、そりゃ行きたくないだろーな、という気持ちも、私にはあった。
そもそも私自身、学校に行きたくない子だったのだ。
学校教育の恩恵を受けたのと同じくらい、学校ではイヤな思いをした。自分がそうだったのを棚に上げて、子供にだけ行け行けとは言えない。
考えた挙句、私はムスコに提案した。
月に一回、好きな日に休んでいいよ いつ休むかは自分で決めたらいい
たったそれだけのことだけど、そう言ってやった時、ムスコの顔がどれだけ明るくなったか、私は忘れない。
それ以来、いつ休んだらトクか、を考えるのが、ムスコの楽しみになった。
キライな教科のある日、マラソン大会の日、ロングホームルームの日… 行きたくない理由は、聞かなかった。
決して見上げたやり方ではなかった。私は、不真面目な母親かもしれない。
でも、あの月に一度の休みは、ムスコの心に風を入れる窓になったと、今でも思っている。
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なかなか、休んでもいいと!と言える親はいないでしょうね。
ひと月に1日、・・・なるほどね~
それで、引きこもりにならずに済んだとしたら、よかったのかも・・
いろいろ難しい時期があるんですよね、子供には・・・
そういう自分もそうだったように・・・・
育てる作業に心が入っているかどうか。
いつもはちょっと「いじわるバアサン」的な部分があるけど、今回の記事は残しておきたいね。
コピペでもすんべぇ。【拍手】
ただ、休むと言う選択肢があるとせさえ考えなかったから、ツマラナイと思いながら毎日学校に行っていました。
「月に一回休んでい良い」って本当に良く考えましたね。
子供はほんの少しでも「余裕」というのか「逃げ込める隙間」があると知っているだけでも心が安定するものなのかもしれませんね。
息子さん、きっと救われて、人生が変わる思いをされたのではないかしら。
娘が大学の実習やら何やら、、、忙しくて、食事もままならず、夜中もうなされて。。
(オカズを宅急便で送ったり、レトルトを送ってやったり)
コンビニも、まだ充実していない時代。
私は、「大学、辞めても良いんだよ。大事な娘が頭が壊れるくらいなら、、、折角産んだ子供が死んじゃうくらいなら、大学なんか辞めて良い!」って言ったんだ。
(辞めても良い!)と言う言葉に励まされて、娘はやり通しました。
大事な子供の頭が狂うくらい苦しむのなら・・親の一大事!!
「ガンバレ!」なんて言っちゃ~いけない!
悩む人有れば教えたい。
唯一のお出掛けがブックオフというのが…
何だか可愛くて、きっとこの地味な出来事を
笑いに変えられる事と楽しみにしています。
とても素敵な対応だと、感心しました。
学校なんて、行かなくていいんだよ。
と、イジメで追い詰められる子ども達に発信する方も増えてきたけど、いちばんはやはり親の理解ですね。
お許しいただければ、私の育児系(?ややあやしい)ブログのほうで紹介させてもらいたいです!
きっと、救われる母(と子)がいるはずです、それもたくさん!
イヤなことをルーチンにしろ、
というほうが間違ってます。
日本の学校って、人を羊に替える場所かと思うのですが。
投稿拒否になる子供は、しばらくそのままにしておこう。
と説く教育者も出てきました。
子供は親さえどん!としていれば大丈夫^^
無理に皆勤賞で行く場所ではないと思いますホントに・・・
私は親にも中学の先生にも恵まれなかったもので・・・
両者とも私が夢を語ると「できもしないことを・・・」とあきれ顔、わけもなく「勉強しろ!」というタイプ・・・
高校受験もせず職業訓練校(基本、高校に行けない人が行く感じの学校^^;)に行く事を自分で選択しましたが、行ってなかったら自分でバイクの改造なんてできなかったので正解でしたね!(?)^^;
名案ですね~
長男が小学生の時、やっぱり月曜日になると具合が悪くなって・・・
私は「月曜日だけは具合が悪くても、休まずに学校に行こう」
「もし、学校で酷くなって、電話が来たら、仕事中でも必ず迎えに行くから」
と息子と約束して、諦めさせてしまいました。
やっぱり頭に浮かんだのは「そのままズルズルと不登校になる可能性」だったな~。
友達に気を遣うタイプの子だったので、月曜日は憂鬱だったのだと思う。
心の中で「お前はサラリーマンかっ!」と、突っ込んでいましたけど(笑)
結局、学校に迎えに行く事には、一度もならなかったけど。
ぢょん・でんばあさんみたいに、上手く甘えさせてあげれば良かったな・・・と、今では思うわ^^