国交省航空局係長ら 贈収賄容疑で逮捕
9月23日
15時54分
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国土交通省航空局の係長が、羽田空港にある航空機の格納庫の土地の使用許可を巡り便宜を図った見返りに航空関連会社の元社長から現金およそ50万円を受け取っていた疑いが強まったとして、警視庁は係長と元社長を贈収賄の疑いで逮捕しました。
収賄の疑いで逮捕されたのは、国土交通省航空局運航安全課の係長、川村竜也容疑者(39)で、金沢市にある航空関連会社、「Wings of Life」の元社長で韓国籍の、金澤星容疑者(61)が贈賄の疑いで逮捕されました。警視庁の調べによりますと、川村係長は、おととし12月、羽田空港にある航空機の格納庫の土地を巡り、金元社長の会社が国との間で結ぶ使用許可などが延長できるよう便宜を図った見返りに現金およそ50万円を受け取ったとして収賄の疑いが持たれています。
これまでの調べで、金元社長の会社は、国土交通省から国有地の使用許可を得て、格納庫を使った航空機の整備事業を行っていますが、年間およそ1億円の使用料の支払いを滞納し、許可の更新が問題になっていたということです。これについて許可に関する業務を担当していた川村係長は、上司などに更新に問題は無いという説明を繰り返していたということです。
警視庁によりますと、調べに対し2人は、いずれも容疑を認めているということです。警視庁は、現金が渡った詳しいいきさつや使いみちなどを捜査する方針です。
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贈賄の疑いで逮捕された金澤星容疑者(61)が社長を務めていた航空関連会社、「Wings of Life」のホームページによりますと、「羽田空港で唯一のビジネスジェット機用大型格納庫」を所有しているとしたうえで、格納庫のレンタル事業や、航空機の整備サービスなどが紹介されています。
ホームページでは航空機が格納された写真も掲載されていて、大型機では「ボーイング747」も格納することができ、「政府の特別機の入庫実績もある」などとしています。
格納庫自体は会社の所有ですが、土地は国有地で毎年の使用料が必要です。
警視庁によりますと、会社は、平成24年に羽田空港での事業を始めた直後から使用料の滞納を繰り返していましたが、国土交通省で使用料の督促などに関わる立場にあった川村係長が、国有地の使用を継続できるよう、ほかの担当者などに働きかけていた疑いがあるということです。