新型空中給油機:18年度までに3機を加えて7機体制へ
毎日新聞 2015年08月31日 18時36分
◇防衛省の16年度予算の概算要求
防衛省は31日に発表した2016年度予算の概算要求に、新型空中給油機の取得費を盛り込んだ。現在4機を保有しているが、18年度までに3機を加えて7機体制にする。安全保障関連法案が成立すれば、戦闘準備中の米軍戦闘機などへの空中給油が可能になるが、野党は「他国の武力行使と一体化する」と批判しており、年末の予算編成に向けて議論になりそうだ。弾道ミサイル対応が可能なイージス艦1隻の建造費1675億円も要求した。同省の概算要求の総額は過去最高の5兆911億円(15年度当初比1110億円増)。