今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
「何がおもしろいのか意味がわからない」
「文章が受け付けない」
など、散々言われてるけど私にとってNo.1に君臨されるこの小説。
出会いは大学1回生くらい。
本好きのいとこに面白い本はないか聞いたことろ、貸してくれたのがこの「ノルウェイの森」でした。
主人公と主人公の彼女は大学生。自分が大学生だったことでかなりリンクしました。
「のめり込む」ってこういうことなんだと初めて知った。
そこから小説に興味を持ち、読書が日常化したので、私にとってはまさに影響を与えた1冊です。
ライフスタイルに読書が加わってきたので。
何がそんなにおもしろいのか
と聞かれますと、正直答えられませんすみません。
ここがおもしろい!とかわくわくする!とか具体的には言えないですが…
何となく波長が合って、何となく心に残って、何となく読み続ける。
そして何となく新刊出たら買って、何となくファンになる。
そんな感じです。
何かふわふわしてますが、ちゃんと村上春樹のファンです。
(私がちゃんとしてないだけで、大抵の方はしっかりされてるファンの方だと思います。)
「人生に影響を与えた1冊」の大切さ
個人的に疲れたときや行き詰まったときなど、精神的に負荷がかかっているときに読み返します。今でも。
同じ小説、同じ内容でも、少しづつ見え方が変わってきて。
初めて「ノルウェイの森」を手にとった大学生のころは…
主人公や主人公の彼女に自分を重ねながら読んで。
社会に出て、違った経験をした今は…
物語を少し離れたところから追いかけて。
そうして話のおもしろさと自分の変化を感じながら「前読んだのと同じ物語」を楽しむと、心が休まります。
そうして自己治癒をしているのかもしれません。
私にとって、そういう立ち位置の小説は今も変わらず大切です。
そうして「心が帰れる場所」を作っていく。
人生に影響を与えた1冊は、以前とは違う形で影響を与え続けてくれています。
昔ハマったエッセイ、よく読んだ小説。
久々に読み返してみると、以前とは違った心の安らぎがもたらされるかもしれません。
読書の秋、シルバーウィークが終わっても、引き続き読書を楽しんでいきましょー!
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