縦型ショルダーバッグ(1-01)
数日前に納品したオーダーのショルダーバッグが少し気になっていた。
これまで、色々なものをお買い上げいただいているお客さんで、メールや電話でやり取りしている方なのに、受取連絡がなかったからである。
気に入らない点があった場合は受取連絡が億劫になることが予想されるが、こちらとしても確かめるまでの勇気がない。
ということで放置していたら、しばらくしてメールアドレス変更通知が届いた。ちょうど携帯の乗り換え時期に引っかかっていたのかも知れない。このメールに返信すると、オーダー品のバッグに対するコメントと、このバッグを見た知人がもう少し大きいサイズのものを所望していると書かれたメールが届いた。
「バッグなかなかいいですよ。黒だったらもっと良かったですが」・・・・・このコメントを見てもやもやしたものが晴れた気がした。
ちなみに黒で作れば無難だったが、コンビ鞣し(クロム鞣しとタンニン鞣し)革はできれば使いたくないし、オーダー価格は作り手としても極力抑えたいし、ということでイタリアンレザーのコーヒーブラウンにしたのだが・・・・。やはりあまり細かいことを言わない人でも、オーダーに関してはご希望をよく確かめ引き受けるべきと反省した。ま、当たり前のことだけど、下手に希望を聞くと、人によってはどんどんエスカレートする場合もあるので、正直怖いし、めんどくさい。この辺は趣味の延長ということで、いい加減な面がどうしても出てしまう。
◇◇◇
昨日からポシェットの製作に取り掛かった。小さめのものを作る予定だったが、できればA4サイズのものが入ればこれに越したことはないと思いはじめ、大き目なものに挑戦することにした。こうなるともうポシェットではないかも知れない。
前述の知人の方のオーダーはお断りして、売れるかどうか分からないようなものを作るという馬鹿なことをしているのだが、構造が全く違う簡易構造。この構造も自分のものにして定番商品の一つにしたいところである。
![shoulderbag007-100.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/239003424)
トートバッグからヒントを得たもの。この形で袋状にすると背面側とカブセ(蓋)になる。
切り出した革の上に置いてあるケースは、このバッグのフロントに取り付けるスマホケース。
この簡易構造の袋縫いで完成させたもの。
![shoulderbag007-102.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/239003425)
![shoulderbag007-103.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/239003426)
今回は布裏地にしてみた。
何年も我が家で眠っていたミシンを引っ張り出して、女房の手ほどきでミシン縫いした。
ミシンに触るのは子供のころ以来である。
裏地の製作はやはり難しい。フロント側は革を漉いて裏地(布)を挟んで革を手縫いした。
![shoulderbag007-101.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/239003428)
完成サイズはこんな感じ。A4サイズのものが縦に入るサイズ。
この長さだとサイドにペンケースが取り付けられるかも知れない。
裏地はスマホケースと同様に布地にする予定だが、果たしてうまく作れるかどうか。
ベルトも作らなければならない。すぐできると思ったが先は長い。
これまで、色々なものをお買い上げいただいているお客さんで、メールや電話でやり取りしている方なのに、受取連絡がなかったからである。
気に入らない点があった場合は受取連絡が億劫になることが予想されるが、こちらとしても確かめるまでの勇気がない。
ということで放置していたら、しばらくしてメールアドレス変更通知が届いた。ちょうど携帯の乗り換え時期に引っかかっていたのかも知れない。このメールに返信すると、オーダー品のバッグに対するコメントと、このバッグを見た知人がもう少し大きいサイズのものを所望していると書かれたメールが届いた。
「バッグなかなかいいですよ。黒だったらもっと良かったですが」・・・・・このコメントを見てもやもやしたものが晴れた気がした。
ちなみに黒で作れば無難だったが、コンビ鞣し(クロム鞣しとタンニン鞣し)革はできれば使いたくないし、オーダー価格は作り手としても極力抑えたいし、ということでイタリアンレザーのコーヒーブラウンにしたのだが・・・・。やはりあまり細かいことを言わない人でも、オーダーに関してはご希望をよく確かめ引き受けるべきと反省した。ま、当たり前のことだけど、下手に希望を聞くと、人によってはどんどんエスカレートする場合もあるので、正直怖いし、めんどくさい。この辺は趣味の延長ということで、いい加減な面がどうしても出てしまう。
◇◇◇
昨日からポシェットの製作に取り掛かった。小さめのものを作る予定だったが、できればA4サイズのものが入ればこれに越したことはないと思いはじめ、大き目なものに挑戦することにした。こうなるともうポシェットではないかも知れない。
前述の知人の方のオーダーはお断りして、売れるかどうか分からないようなものを作るという馬鹿なことをしているのだが、構造が全く違う簡易構造。この構造も自分のものにして定番商品の一つにしたいところである。
トートバッグからヒントを得たもの。この形で袋状にすると背面側とカブセ(蓋)になる。
切り出した革の上に置いてあるケースは、このバッグのフロントに取り付けるスマホケース。
この簡易構造の袋縫いで完成させたもの。
今回は布裏地にしてみた。
何年も我が家で眠っていたミシンを引っ張り出して、女房の手ほどきでミシン縫いした。
ミシンに触るのは子供のころ以来である。
裏地の製作はやはり難しい。フロント側は革を漉いて裏地(布)を挟んで革を手縫いした。
完成サイズはこんな感じ。A4サイズのものが縦に入るサイズ。
この長さだとサイドにペンケースが取り付けられるかも知れない。
裏地はスマホケースと同様に布地にする予定だが、果たしてうまく作れるかどうか。
ベルトも作らなければならない。すぐできると思ったが先は長い。
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