【余命 -ヨメイ-】吃音どもりを克服して自由な時間と収入をわし掴みにした人生逆転吃音克服法のすべて

いじめ吃音家庭不和の生き地獄スパイラルから吃音克服して人生に大逆転倍返しした男の話を聞いてみたいと思いませんか?



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どもです、ムロッチです!

今日もあなたの大切なリラックスタイムに、私のブログにご訪問いただいて、本当にありがとうございます!^^


前回の「病気が感染るからくるな…【地獄に飛び込んで吃音を克服した女性:その2】」の記事は、いかがだったでしょうか。


えぇっ?読まれてない?

吃音をお持ちのあなたには、ぜーったいに読んでいただきたい記事なので、ぜひぜひ!^^;

こちら→病気が感染るからくるな…【地獄に飛び込んで吃音を克服した女性:その2】

ちなみに、その1はこちら→地獄に飛び込んで吃音を克服した女性


両記事とも、かな~り長い記事ですので、読むのにしんどいかもしれませんが、この女性「さゆかさん」の、地獄に飛び込んで駆け抜けた「生の体験談」は、吃音でお悩みの多くの方に、上を向いて、前に進んでいく勇気を与えてくれるものだと思いますので、ぜひぜひ読んでみてくださいね。


でっ、多少なりとも共感していただける部分が「1つ」でもあれば、コメント書いていただければ嬉しいです。

私の秘密の「余命フォルダ」に永久保管させていただきますので!\(^o^)/



それでは、今回は「質問5」から最後の「質問8」までを、またまたちょ~っと長いですが ^^;・・・公開です!

それでは、スタート!!



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 さゆかさんからムロッチへの回答メッセージ:その3
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こんにちは!ムロッチさん。

今時間あるので質問5お答えしますね。


>5.今まで改善法と言われるものは試したことがありますか?
>  また治療というか矯正所のような所には行ったことがありますか?
>  あるとすると、その結果どうでしたか?



今から4年前、上の娘が幼稚園年中の時に一時的に発吃しました。

その事実を受け止められずかなり不安が募りましたね。

まあ娘の吃りのおかげで自分の吃音に向かい始めるきっかけになりましたから、娘の吃音が出たことには後には感謝する事が出来ました。娘は一過性でしたので、今は全く吃りはないです。むしろ人前の発表が大好きな子です^ ^


私はそれからは改善プログラムを2つやりました。

最初は,、さ●やかカウンセリング、という電話でのテキストレッスン、次は、あの有名なM●M(笑)です。


さ●やかカウンセリングは電話の受け答えを講師とやるんですが、なんか気恥ずかしい感ありました。


レッスン中はホント私は不思議なことに吃らないんです。
講師もなぜレッスンを受けるのか不思議がってた程でした。


そんな時幼稚園の保護者会があり、コメントをいう時には、(事前練習したのに泣)レッスン中とはウラハラに見事に何度も吃りました。


講師に失敗したと泣きつきましたが、なぜあなたが吃るのか私は想像付かないと飽きられる始末…日常会話では人目が気になり上手く会話が出来ずあまり効果無く、8ヶ月で辞めました。


M●Mは最初の一章でかなり精神的に吃音を前向きに捉えられ気持ちが楽になりましたが、二章でのテキストレッスンが精神的に負担になり、最後のほうで途中で挫折しました。辞めてからは効果は期待できませんでした。


私は多分軽度なんだと思います。


幼少期は言葉の教室にも一度相談行きましたが、私の場合は訓練の必要無し、訓練すると自覚してしまって余計酷くなるのでは?の診断で結局教室は一度も行きませんでした。


こんな感じです。

吃音の事は言葉が溢れて溢れて止まりません(泣笑)

では、また後日に続きメールしますね~



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 さゆかさんからムロッチへの回答メッセージ:その4
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ムロッチさん、
遅い時間に失礼します。
さゆかです。

しばらくご無沙汰してしまい、すみませんでした。

しばらく仕事や生活でかなり精神的に辛くて、なかなか返信出来なかった事、申し訳ありませんでした。


私の中で、現在吃音に対しては嫌悪感は無いはずなんですが、職場での人の中に居る事にまだまだ慣れなくて、異常に気疲れしてしまうんですよね。


子供達も夏休みが終わり、学童生活も終って日常に戻りましたが、今は少し精神的には落ち着いてますので、次の質問にお答えします。


あ、その前に、

私とのやりとりの間には、ムロッチさんは、精力的にブログの更新、凄いです。


無料の相談やプロのカウンセラーのような記事書かれたり、ムロッチさんは本当に吃音者さんには心強い存在です。


私もなかなかコメント出来ず申し訳ありませんでした。
でも記事読ませていただきました。

なんか上手く文がまとまらなくて、ありきたりな文面になってしまいました。


では質問6と7を答えさせていただきますね。


>6.大抵の吃音者さんの場合、思春期を迎える頃になると吃音を隠すように
>  なったりします。こうした場合、出ない言葉を出す自分なりのテクニッ
>  クというか方法を考え出したりしますが、こういうことはしましたか?
>  また、それはどんな方法ですか?



あまりテクニックという感覚はないですが、中学、高校の時の事です。


言いにくそう、と思う直前で心の中で1拍か、1.5拍タイミング外して言っていたと思います。


後は、音読であらかじめ順番が来る時は、コンタクトレンズを外して視界をぼやかして読むと、多少の視線や緊張を紛らわせられたり、国語のある前日はわざと夜更かしして眠気で緊張感を少しでも軽くはしてました。


だから、中学の時はいつも眠くて不健康な中学生で周りからいつもボーっとしてる、と言われてました。


あ、もう一つ。

保健体育の授業で、いつも授業の最初に教科書からの問題の小テストがあって、答え合わせを席の隣の子とし合ってから順番に自分の点数を言っていく、という事をしてました。


やはり、言いにくい数字の点数にならないようにあらかじめ小テストの範囲を完璧に覚えて、わざと言い易い数字の点になるように、答えを解ってる問題をわざと間違えて、点数を操作してましたね。


…何だか思い出すと、ホント非吃音者さんから見たら何バカな事やってんのって思いますね(泣笑)



>7.PTA役員の委員長を終えられた現在、吃音を気にしなくなったと言われま
>  したが、吃音自体は軽減しましたか?しませんか?また、今の自身の吃
>  音の状態に対する想いを教えてください。



今は日常の吃音状態はほとんどありません。

まあ、タイミングが少しズレて、甥っ子に指摘されたりありますが、まあ、おばちゃんはこう言うクセがあるんだよ、とは受け流してます。


子供達に私は吃音の事ははっきりカミングアウトはしてて、去年、委員長の時に精神的にうつ状態に一度取り乱してしまった事があって、当時の辛い気持ちを子供達に話しました。

「ママは、あなた達と同じ小学生の時に本読みの時にどうしてもつっかえて上手く読めなくて、クラスのみんなから笑われて辛かった。だから今もママは学校の役員の仕事、みんなの前で話すのとっても辛いの。でも嫌だけど頑張ってるんだけど辛いんだ。でもあなたたちは大勢の前でお話しできる事はママは凄いと思うよ。ママが出来なかったこと出来て凄く嬉しいよ」


と、子供達の前で弱い所晒してしまいました。


上の娘は泣きながら、

「ママかわいそうだったんだね」

と言ってくれて、理解してくれましたが、あんな醜態見せてしまい心配かけさせてしまって、今思えば、もう少し冷静に話せれば良かったと思いますが、まあ、過ぎたことですし仕方無かったかな、と思います。


現在は、人前では緊張感ありながらも、用意した原稿を読む事や、自己紹介(名前、ありきたりな言葉など)は言えますが、やはりアドリブは苦手で、上手く返せなくて、いつも聞き役になってしまいます。


吃音に向き合う前は、そんな自分に損な役周りだと、自分はもっと話したいのにいつも相手に持っていかれて、惨めで自分に嫌悪感いっぱいでしたが、今はそんな状況変わりませんが、嫌悪感ありません。


むしろ必要な事以外無駄に言わなくなった感じです。


仲の良い友達とも話す時は話し弾みますが、委員長やる前と比べると、あまり吃らなくなりました。
出来るだけ落ち着いては話すようには気を付けてはいますが、慌てる感はかなりないです。


吃音に対しては自分の中ですっかり腑に落ちたんですが、吃音以外の所、私は現在中学校の事務補助の仕事なんですが、他の先生にどう見られてるのか、変に見られてるんじゃないか、異常に人目が気になり、いつも異常な程の緊張感からか、変に自己否定感がまた強くなってしまい、家事などが進まない事とかで、自分自身に責めてしまうクセが出てしまって、現在精神的に気持ちの浮き沈みに振り回されてます。


でも今、「自分中心心理学」を提唱している、石原加受子さんの著書を読んで自分は如何に他人中心な思考だったんだと、思い知らされ、今石原先生の著書でラクに生きて行くか、実践中です。


石原先生の自分中心心理学は吃音者さんにとっても、本当のヒントになるな!とも思います。


吃音者さんはまさに、他人中心の思考なんだなぁ~と。


ムロッチさんももしお時間あれば、読んでみてください。


私の好きな著書は「仕事、人間関係にもう限界!と思った時に読む本」です。特に最後の章はまさに腑に落ちました。


最後の質問はまた後日にさせていただきますね。


まとまり無い文章で長々となってしまい、読むのにお手数掛けてしまいました。


でもこうして私の内面の思いを受け止めて頂けるのは本当に嬉しいし、感謝してます。


吃音に苦労したけど、吃音を持って色々な物を沢山得られたことに有難さを感じます。


ムロッチさんも日々お忙しい中で記事の更新や無料相談メール等々、本当にお疲れさまです。



そして、私をはじめ吃音者さんを支えていただき、ありがとうございます。

それでは。


さゆか



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 さゆかさんからムロッチへの回答メッセージ:その4
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今晩は☆彡

最初に、本当に遅くなりましたが、ムロッチさんお誕生日おめでとうございます。


ブログタイトル余命に、私自身もグサッと突き刺さりました。

私も残りの余命と思わなきゃ、1日1日大事に生きなきゃ、と考えてさせられました!


余命の記事、本当にありがとうございます。


そう、
最後残り1つだけなので、質問8にお答えしますね。

アドバイスなんて、私なんかがおこがましいですが…


吃音を持ってても持ってなくても、そのままの自分は、自分なんだって、受け「止める」。


受け「入れ」るのが、難しいなら、「止める」事から出来そう、かな。


吃音の話しの中で言った事では無いんですが…

私の実母が、還暦過ぎてから現在傾聴療法士の勉強始めもう何年もなります。

実は長年うつに苦しんだ実母が(私達家族も苦しみました)傾聴の勉強をしてて、今年帰省した時に言っていた言葉です。


他の自己啓発本なんかにポジティブやらプラス思考やらそう書かれる事、嫌ほど目に付きますが、辛い時はそういう思考なんて出来ないですよね。


ポジティブやプラス思考に思わない、思う必要なし、もうそのままの自分、どんなマイナス思考、マイナス感情引っくるめて、「あぁ、自分は今そう感じてるんだ。そう思ってるんだ。自分なんだ」と、受け止める。

どんな感情にも自分で自分にオッケーすると、何だか元気が少しずつでも湧いて自分を信頼出来たら、小さな一歩踏み出せる勇気持てます。絶対に!


私が実践してる石原加受子さんの自分中心心理学は、自分を愛する→どんな感情にも否定しないことを提唱しています。


今辛い吃音者さんはホント難しいかもしれませんが、私は去年委員長してた時は、どんなマイナス感情にもどうしても否定したくなってしまうんですが、どんな感情にも自分でオッケーしてました。自分自身を励まして、何とか乗り越えました。


今辛い渦中の吃音者さん、人の中で頑張ってるそのままの自分にオッケー出して下さい。


私は上手く話せなく、詰まったって、何より人前で立って詰まりながらも話せる勇気が持てる自分になれた事だけで、それだけで嬉しいです。


もし、上手く話そうと、吃音の結果を気にしてたら、多分委員長の壁は乗り越えなかったと思います。


こう思えたら、今の私には結果は関係ありませんが、自分の話し方に軸みたいな物が持て以前よりかなり良くなりました。


まだ焦ると少し早口気味になりますが、多少吃ったって非吃音さんだって焦ると言葉乱れますよね、それと同じです!


またまたまとまらなくなって来ました(汗)

ムロッチさん、もしブログに載せさせて頂いた時は色々省いて下さいね。

また長々となってしまい、毎回読むのお手数お掛け致しました。


ムロッチさんの記事の更新、嬉しいやら恥ずかしいやらですが、これからもずっと、明るくて吃音者さんが元気になれる記事楽しみにしてますね。


私は家族や友人、ムロッチさんやブログを通してご縁のあった方々に日々感謝を忘れず、


余命を生き抜きたいです…!


それでは。


さゆか



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 ムロッチからさゆかさんへのメッセージ
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さゆかさん、遅い時間にメッセージしていただき、本当にありがとうございます!


そして、長い期間をかけて、また、それぞれについて、たくさん書いていただきまして、本当に本当にありがとうございます!


お疲れ様でした!!m(_ _)m


私も、今、思い起こせば、気軽に8つも質問させていただいてしまいましたが、さゆかさんは、私の質問に対して、本当に真剣に、本当に手を抜かずに、一所懸命書いていただいたこと、頭が下がる思いです。


お子さんがいらっしゃって、ご家庭でのことなどでお忙しいにも関わらず、私の質問に真剣に向き合っていただいたこと、本当に感謝しております。


ありがとうございました!


また、私の誕生日に対してのお言葉、ありがとうございます。^^

半世紀も生きますと、昔はま~ったく気にもならなかった「残りの時間」の大切さを、しみじみと感じる昨今であります。^^;


さゆかさんからいただいた、ご回答の文章、ブログ記事に合わせた改行以外は、一切省かずに掲載させていただきたいと思います!

私のヘタな編集などを入れると、さゆかさんの文体が持つ、さゆかさんなりの良さが消えてしまいますので!^^


今回のことも、何かのご縁だと思いますので、今後とも、折にふれて、色々とやりとりなどさせていただければ、本当に嬉しく思います。


今後とも、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました!m(_ _)m



ムロッチより、心を込めて。



追伸:

今日、先日注文していた例の、

「もう、限界!」と思ったとき読む本

が届きました!

しっかと、読んでみたいと思います。^^

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はい、今回のさゆかさんからの回答、いかがだったでしょうか。

今回も、本当に心に響きましたよね~。


でっ、私の返信の最後の追伸にあった、

「もう、限界!」と思ったとき読む本 石原加受子著


なんですが、全部読みました。


でっ、読んだ感想としては、本当にいい本だと思います。


吃音をお持ちの方に向けて書かれた本では無いんですが、まるで「吃音をお持ちの方のため」に向けて書かれた・・・いや、語りかけてくれた内容で満載でした!


このブログでも本のご紹介とか一度もしたこと無かったんですけど、この本は、本好きのムロッチ個人としても、吃音で悩み・苦しまれている方に、本気で全力でオススメできる本です。


著者の石原加受子さんはこう言います。

「どうにも嫌だ」と感じたら、その感情を信じていい と。


これ、表紙カバーの折り返し部分に書いてあったんですが、ここを見た瞬間から、この本の良さが分かってしまったムロッチ。^^






読みすすめていくにつれて、石原さんは言います。

他者中心的な状態になると、自分の心が他者の言動に大きく左右される


吃音者さんって、多くの場合ホントにそうなんですよね。

以前の私を含めて、自分のことより他人のことばかり考えてしまう吃音者さん。

頭の中が他人のことでいっぱいになっていると、自分の「感情さん」が見えなくなってしまうんですね。


そして、自分の心がいっぱいいっぱいに、まるで空気を目一杯溜め込んだ風船のようにパンパンになってしまう。


心がこの状態だと、あとちょっと嫌なことを溜め込んだだけでも「バーン!」と破裂してしまいかねませんよね。


毎日こんな「心の綱渡り」をする必要なんて無いんです。


なので、もっと「自分中心」で「あなたの感情さん」を大事にしてあげていいんだよ!っていうのが、石原さんの考えなんですね。






以前の「治る人治らない人治った人はどんな人?」というお話と、一見矛盾するかもしれませんが、吃音を克服したいなら嫌な場面に飛び込む勇気は必要なんですが、場面場面で、全ての場面で「他者中心」な考え方をしなくていいんですね。

「今、~したい」

「今、~したくない」



特に、吃音をお持ちのあなたは、もっとあなたの「感情さん」を大事にしてあげてくださいね。


さゆかさん、良い本教えていただいてありがとうございました!


そして・・・


私も当初、あまり深く考えもせずに、8つもの質問をさせていただいたんですが、どの質問にも、本当に本当に、全身全霊を込めてご回答いただきました。


さゆかさん自身が、子供の頃から現在に至るまでの長い間、悩み・苦しんできた、生々しい体験の数々、そして克服へと至った、さゆかさんの決断と行動力が、まるで人生ドラマを観るように、はっきりと分かったんじゃないかと思います。


こうしてインタビューにお答えいただき、その上、このような迫力ある、身につまされる、共感できる回答は中々目にする機会すら無いと思いますので、本当に貴重な記事として、私の余命ブログ中ダントツに誇ることのできる記事になったと思っています。


吃音をお持ちのあなた!

ぜひぜひ、このさゆかさんの記事3部作を何度もお読みいただき、吃音なんかに負けない「新しいあなた」に生まれ変わるターニングポイントの一つになっていただければ、それは、私とさゆかさんの何物にも代えがたい喜びです!




さゆかさん、最後に・・・


長い間、そして、ご自身の生活で大変お忙しい時間を割いて、ご回答いただきまして、本当に本当にありがとうございました!!



そして、この記事をお読みいただいた、あなた!

今回も、貴重なお時間にお付き合いくださって、本当にありがとうございました!!

でっ、今日も一日お疲れ様でした!

明日も誠意いっぱい精一杯頑張りましょう!(^O^)/




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