竹山栄太郎
2015年9月22日19時08分
安倍晋三首相は22日、静岡県小山町の冨士霊園を訪れ、日米安全保障条約を改定した祖父・岸信介元首相と、父・安倍晋太郎元外相の墓参りをした。首相は墓参後、記者団に「おやじと祖父の墓前に、国民の命と平和な暮らしを守るための法的基盤が整備されたことを報告した」と述べ、安全保障関連法の成立を報告したことを明らかにした。
また、前日の21日で2012年末の第2次政権発足から1千日を迎えたことも墓前に報告したといい、「これからもいままでのこの1千日間の経験を生かし、全力で国政の運営にあたり、まずは強い経済をつくっていくことに全力をあげると誓った」と語った。
首相はこれまで、岸元首相が手がけた安保条約改定について、「あのときも『戦争に巻き込まれる』といった批判が噴出したが、批判が的外れだったことは歴史が証明している」などとたびたび言及。祖父と自らの置かれた状況を重ね合わせて、安保関連法の成立に意欲を示してきた。
また首相はこの日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に関わった故岡崎久彦元駐タイ大使と故小松一郎前内閣法制局長官の東京都内の自宅もそれぞれ訪れ、成立を報告した。(竹山栄太郎)
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