昨日は、マスターのBARで飲んでる時、

隣に座った、若い男の子の相談を聞いてた私。





その、若い男の子はまだ20歳。







仕事で、色々と、悩んだり、わけがわからなくなったことなど、



長々と私に説明してくれた。





私は、丁寧に自分の考えでアドバイスをあげた。、





一時間くらいして、

私に話しを聞いてもらい、
スッキリしたのか、

その男の子は、帰っていった。。。








マスター「ナミさん。」




私「はい?」




マスター「優しすぎます」




私「?」




マスター「彼は、あなたに聞いてもらったら、そこで満足してしまいます。でも、本来、仕事の悩みなどは、孤独に考え、考え、考え、自分で答えを出さねばなりません。」




マスターは、続けた



マスター「あなたがアドバイスしてあげたら、彼は、悩みを誰かに相談すれば、答えが貰えると思ってしまい、自分で考える事をしなくなります。今の時代、わからなければ、パソコンで調べるなど、そうなってきていますが、本来、人間は、深く考えて、行動すべきなのです。それが、正しくとも、間違っていようとも、自分で経験して、積んでいかなければならないのです。」





私「私、ダメだった?」




マスター「彼は、考える事をしなくなると思いますので、彼の成長は止まると思います。」




私が安易にアドバイスをしたせいで、

彼の成長が、止まる???




マスター「僕はそう考えます。ナミさんとは、違う考え方です。」




私「、、、。そっか、なるほど。マスターの、いうこと、正しいかも。」







マスター「彼は、今日は、ナミさんに話しを聞いてもらえてスッキリして帰りましたよね。」





私「うん。」




マスター「仕事で悩んだら、夜中に一人で、ずっと孤独に考えぬくのも、必要です。こうしたらよかったのか、ああしたらよかったのかと、たくさん考えるうちに、自分なりの答えが見えてきますから。」






私「その機会を私が潰しちゃった?」






マスター「また、悩んだら、彼はまた、誰かに聞いて、スッキリして、それで満足って、感じになると思います。要するに、成長が止まると言うことですよ。」









うーーーーーーん




そういう考え、


逆に初めてだ。、。、





マスターって、、、




なんか、


深いんだよなぁ。。。




悩んできたことが。

自分で導き出して歩んできた人生が、



いちいち、深い。





私「マスター。。。」



マスター「はい。」




私「マスター、深い。そして、正しい。。。」







私とは考え方違うけど。





マスター「アドバイスするのは、彼がもっと仕事が出来るようになってからでいいんですよ。まだ仕事も出来ないうちに、アドバイスなんか貰ったって意味ないんですよ。まだその段階じゃないんですから。もっと自分で考えないと。と、思いました」




段階。。。




大人と、子供、、、





マスターは、ちゃんと、その人、その人を見てる。






私「しょぼーん(´・ω・`)」



マスター「しょぼくれちゃったの?かわいそう。」








私は少しずつ、

マスターの、その、私とは全く違った考え方ってものに、



寄り添う事ができるかな、って、



考え始めた。