ユウと、手を繋いでカラオケをした。

私はユウを気に入ってる。

年下で、だけど、実は頼り甲斐がある。

彼女はしばらくいない。


悩みは、悪い霊に好かれる事。




カラオケが、ひと段落すると、

ユウは私に話しかける。



ユウ「俺自身は、霊感強く無いですけど、、、霊感が強い人のそばにいると、すごく色々感じます。」



私「そうかな、、、それも、ある種の、霊感だよ?ユウのチャンネルは、そこなんだよ?」



ユウ「、、、ずっと聞きたかったんですけど、ナミ姉さんは、そんなに霊感強くてしんどくないですか?」




私「私はー、、、自分が霊感が強いとか、弱いとか、そう考えるより、自分が基本だと思ってるから。だから、私が基本だと、強くも弱くもないわね。」



ユウ「w」



私「、、、まぁ、世間を基本にしちゃったら、、、強いのかもね。笑」



ユウ「姉さんは、全てを見透かすから。俺はカッコつけずに居られる。普通、キャバとかなら、俺だって少しは男だし、カッコつけたりするけど、姉さんには、全てお見通しだから、、、俺は姉さんの前では、素でいられる。」




私「色々、見透かしちゃって、ごめんね。」



ユウ「いや、楽です。実際。」



私「そっか。なら良かった。」



ユウ「本当に、辛いこととかないんですか?」



私「、、、私は、守護霊がことの外強いから。悪いものは近寄れないみたい。」


ユウ「金縛りとかは?首絞められたりとかもないっすか?」




私「ないない。。。私の守護霊さんのそばに、寄ってこないよー、そんなのは。笑」




ユウ「いいなぁ。。。俺なんかしょっちゅうすよ。」




私「大変だ。」



ユウ「神社巡りしてるんです。お守り買ったり。」



私「ああ、良いことだね。今度付き合うよ。」



ユウ「本当っすか。じゃあ、一緒に行きましょう。」




私「いいよ。楽しみ。」






ユウと話してたら、Kさんからメールが来た。





K「Mさんと、七瀬にいる。」





あらら。。。




私「ユウ、そろそろ行こっか。」



ユウ「はい、ありがとうございました。」



私「もう一軒、アフター入ったよ。」



ユウ「大変っすね。人気者は。俺は明日早いんで、先に休ませてもらいます。」




私「うん、ありがとね、今日は。」





二人で外に出て、

お互い別々のタクシーを拾う。







私「じゃね!」



ユウ「お気をつけて」





私は、Kさんに会うために、

七瀬に向かった。。。