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　ＪＲ西日本岡山支社は１７日、岡山駅の東口を「後楽園口」に、西口を「運動公園口」にそれぞれ愛称変更すると発表した。吉備線を「桃太郎線」、宇野線を「宇野みなと線」に変えることも決めた。来春から使用する。

　６月に愛称を公募したところ、計２４００件の提案があった。ＪＲ西によると、観光客が多い岡山後楽園や、県総合グラウンドへの行き方を分かりやすくするのが狙い。「地域に密着した名前」を意識し、選んだという。

　一方、吉備線は、沿線に桃太郎伝説のモデルとされる吉備津彦命にまつわる史跡が多いことから桃太郎線にした。宇野みなと線にする宇野線も、瀬戸内の島々への玄関口・宇野港へ向かう路線だと伝えることを狙ったという。

　岡山駅は来春の愛称変更後も当分の間、案内表示板に正式名を併記する。（小川奈々）