泉田洋平
2015年9月23日12時50分
「呉海自カレー」が人気を集めている。海上自衛隊呉基地(広島県)に所属する各艦船に伝わる秘伝のレシピをもとに、21の飲食店がその味を再現。約半年で計5万食以上を売り上げた。来年度は約10種のカレーが新たに加わる予定だ。
呉基地所属の約40艦船では、それぞれ味の違うカレーが伝わる。旧海軍時代、「栄養バランスのいい食事を」とメニューに加えたのが始まりとされ、現在も曜日の感覚を失わないよう、毎週金曜の昼食にはカレーを出しているという。
大和ミュージアムの開館10周年に合わせ、呉市が海自カレーの提供を企画。市内20店に呉市の会社が運営する広島市内のカフェを加えた計21店舗が参加。それぞれの店舗に各艦船のレシピを一つずつ割り当てた。
21種類の味の食べ比べができることが、人気の理由の一つだ。豚や鶏のほか、シーフードや牛タンを使ったものも。1日に2、3店舗を食べ歩く人もいる。
呉市中通3丁目の「カレーのマスター」で提供しているのは、掃海艇「いずしま」の味を再現したカレー(税込み900円)。一口食べると、トマトの酸味とタマネギのうまみが口に広がる。月に約500食が出るという。店長の下岡政嗣さん(25)は「始める前と比べて売り上げが倍近くに増えた」と話す。
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朝日新聞社会部
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