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問題のフォルクスワーゲン車 国内の販売なし
9月23日 16時43分

ドイツのフォルクスワーゲンが排ガス規制をクリアするためディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、フォルクスワーゲンの日本法人は、日本では現在、ディーゼル車を販売しておらず、改修が必要な車両はないとしています。ただ、年内にも予定していた日本市場でのディーゼル車の発売は見直しを迫られることも予想されます。
この問題は、フォルクスワーゲンが排ガス規制をクリアするため不正なソフトウエアをディーゼル車に搭載していたもので、その車の数は世界でおよそ1100万台に上ることが会社の調査で分かりました。
これについて、フォルクスワーゲンの日本法人は、現在、日本国内ではディーゼル車の販売は行っておらず、ソフトの改修が必要な車両もないとしています。しかし、日本でも国内外のメーカーが排ガス中の有害物質を大幅に減らしたディーゼル車の販売に力を入れるなか、フォルクスワーゲンは年内にもディーゼル車を発売する計画でしたが、今回の問題によって見直しを迫られることも予想されます。
一方、先月、フォルクスワーゲンとの提携を解消したばかりの自動車メーカー「スズキ」は、依然フォルクスワーゲンの株式の1.5%、ことし3月末時点の株価にしておよそ1300億円分を保有していますが、今回の問題でフォルクスワーゲンの株価は急落しているため、スズキでは株式の売却の時期などを慎重に検討したいとしています。

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