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 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は22日午後、訪問先のキューバから米国の首都ワシントンに到着した。27日まで米国に滞在し、オバマ大統領との会談などを行う。米メディアによると、ローマ法王の訪米は2008年のベネディクト法王以来という。

 フランシスコ法王は23日、オバマ大統領とホワイトハウスで会談するほか、24日に連邦議会、25日にはニューヨークの国連本部を訪れて演説する。27日にフィラデルフィアで大規模なミサも予定している。

 法王を乗せたチャーター機が着陸したワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地では、オバマ大統領夫妻とバイデン副大統領夫妻らが出迎えた。フランシスコ法王は、イタリアの小型車フィアットに乗り込み、集まった観衆に手を振りながら中心部に向かった。

 オバマ氏は昨年3月、バチカンを訪れてフランシスコ法王と初対面した際に訪米を求めていた。米メディアによると、ホワイトハウスでの会談では、世界的に広がる格差の問題やシリア難民、気候変動、イラン核開発などの問題がテーマになるほか、同性愛の問題などについても意見を交わすとみられている。(ワシントン=小林哲)