新国立、見積もり軽視…言い値だから下げられる
読売新聞 9月23日(水)12時5分配信
「白紙撤回」された新国立競技場を巡り、日本スポーツ振興センター(JSC)が今年1月、総工費が3000億円を超えるとの見積もりを建設会社から伝えられながら、「ゼネコンの言い値だから下げられる」と判断していたことが分かった。
JSCから報告を受けた文部科学省も、「かなり粗い数字」として重要視していなかったことも判明。文科省の第三者委員会は24日に検証報告書をまとめ、こうした対応の遅れにも言及する見通し。
関係者によると、JSCは1月、施工予定者となったゼネコンから、当時の公表額(1625億円)の2倍近い3088億円との見積もりを初めて伝えられた。巨大アーチや開閉式屋根など特殊構造のため、資材調達や技術者の確保で総工費が膨らむとの内容だった。
Yahoo! ニュース 特別企画
欧州に難民殺到 割れる対応
シリアなどを逃れ、欧州に殺到する難民。オーストラリアやドイツでは難民を受け入れる一方で、ハンガリーでは強硬姿勢を強めるなど、各国で対応割れる。
- (難民 世界と私たち)欧州の外、割れる対応 豪、受け入れ拡大/閉ざす中東湾岸有料
-
(難民 世界と私たち)難民殺到、きしむ独 受け入れ一転、国境審査を再開有料
- (難民 世界と私たち)ハンガリー、さらに強硬 不法入国に懲役刑・国境で武器使用案有料