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 台湾の最大野党・民進党は22日、来年1月の総統選で優位に立つ同党の公認候補、蔡英文(ツァイインウェン)主席が10月6~9日に訪日すると発表した。日本は中国との関係で台湾との公的交流を制限しているが、蔡氏は野党時代の安倍晋三首相と会談を重ねて関係を深めており、日本での待遇が注目される。

 蔡氏は東京で自民党や民主党などと交流するほか、地場産業の視察などを目的として首相の地元、山口県も訪れる。民進党報道官は蔡氏の訪日について「党の台日友好関係重視を示している」と述べた。

 民進党はまた、22日に結党29年を祝い、各国代表らを招いたレセプションを台北で開いた。蔡氏はあいさつで「米国、日本など理念の近い国との関係を深める」と述べ、日米2カ国との関係を特に重視する姿勢を強調。さらに東南アジアやインドとの関係を深める「新南向政策」を推進するとの考えを打ち出した。(台北=鵜飼啓)