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中国軍機 米軍偵察機に接近し危険な行動9月23日 9時18分
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中国軍の戦闘機が先週、中国の東の黄海上空でアメリカ軍の偵察機に接近したうえ、目の前を横切る危険な行動をとっていたことが分かり、アメリカ軍は詳しい状況を調査するとともに、今週の米中首脳会談を前にこうした行動に出た背景について分析しています。
これは、アメリカ国防総省が22日に明らかにしたものです。それによりますと、今月15日、中国東部の山東半島の東およそ130キロの黄海上空で、中国軍のJH7戦闘機2機がアメリカ軍のRC135偵察機に接近し、危険な行動をとったということです。国防総省当局者によりますと、中国軍戦闘機はアメリカ軍偵察機の機首から僅か150メートル前方を横切ったということで、アメリカ軍は詳しい状況を調べています。
中国軍機による危険な行動について、アメリカ太平洋軍のハリス司令官は先週、議会上院の公聴会で去年8月に起きたアメリカ軍の対潜哨戒機への異常接近のあとは減少しており、軍どうしの信頼醸成措置により改善がみられるという認識を示していました。
また、今週の米中首脳会談を前に、両政府の間では空中での偶発的な衝突を避けるためのルール作りについて協議が進められており、アメリカ軍は中国側がなぜこの時期にこうした行動に出たのか背景を分析しています。
中国軍機による危険な行動について、アメリカ太平洋軍のハリス司令官は先週、議会上院の公聴会で去年8月に起きたアメリカ軍の対潜哨戒機への異常接近のあとは減少しており、軍どうしの信頼醸成措置により改善がみられるという認識を示していました。
また、今週の米中首脳会談を前に、両政府の間では空中での偶発的な衝突を避けるためのルール作りについて協議が進められており、アメリカ軍は中国側がなぜこの時期にこうした行動に出たのか背景を分析しています。