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米 首脳会談で中国に率直に懸念伝える9月22日 6時00分
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中国の習近平国家主席のアメリカ訪問について、ホワイトハウスのライス大統領補佐官は、オバマ大統領が首脳会談で、地球温暖化対策や北朝鮮への対応では中国との協力を確認する一方、サイバーセキュリティーや海洋進出の問題では率直に懸念を伝えるというアメリカ側の方針を明らかにしました。
ホワイトハウスのライス大統領補佐官は21日、翌日から4日間にわたる習近平主席のアメリカへの国賓訪問を前に、ワシントン市内の大学で講演しました。
この中でライス補佐官は、25日に行われる米中首脳会談で、オバマ大統領が、ことし11月末から開かれる地球温暖化対策を巡る国連の会議や、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する構えを見せ、核開発を続ける北朝鮮への対応などで、米中両国の連携と協力を確認するという考えを示しました。
その一方、ライス補佐官は、アメリカ国内では企業の重要な情報がハッキングで盗まれ、中国の関与が疑われていることに、いらだちが高まっているとしたうえで、「この問題は米中関係の将来を左右する。サイバー空間での責任ある行動を中国に求めていく」と述べ、サイバーセキュリティーのほか、東シナ海や南シナ海での中国の海洋進出の問題に対して、率直に懸念を伝えるというアメリカ側の方針を明らかにしました。
この中でライス補佐官は、25日に行われる米中首脳会談で、オバマ大統領が、ことし11月末から開かれる地球温暖化対策を巡る国連の会議や、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する構えを見せ、核開発を続ける北朝鮮への対応などで、米中両国の連携と協力を確認するという考えを示しました。
その一方、ライス補佐官は、アメリカ国内では企業の重要な情報がハッキングで盗まれ、中国の関与が疑われていることに、いらだちが高まっているとしたうえで、「この問題は米中関係の将来を左右する。サイバー空間での責任ある行動を中国に求めていく」と述べ、サイバーセキュリティーのほか、東シナ海や南シナ海での中国の海洋進出の問題に対して、率直に懸念を伝えるというアメリカ側の方針を明らかにしました。