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習主席 訪米前に「両国関係は大局的視点を」9月22日 18時58分
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中国の習近平国家主席は訪米を前に、アメリカ有力紙に対し「両国関係においては大局的な視点を持つべきで、対立点ばかりに焦点を当てるべきではない」と述べ、世界の二大経済大国として連携を深めていくべきだという考えを示しました。
中国の習近平国家主席はアメリカを国賓として初めて訪問するため、22日午後、北京を出発し、最初の訪問地、西海岸のシアトルに向かいました。
訪米を前に習主席は、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の質問に対し書面で答えました。この中で、焦点になっているサイバーセキュリティーについて、習主席は「中国政府は商業上の機密を盗むことに関与していないし、中国企業によるそうした活動を奨励も支援もしていない」と強調したうえで、「両国の共通の懸念であり、アメリカと協力を強化する準備がある」と述べました。
そのうえで習主席は、「両国関係においては大局的な視点を持つべきで、対立点ばかりに焦点を当てるべきではない」として、サイバーセキュリティーや中国の海洋進出など課題が山積するものの、世界の二大経済大国としての立場から、経済連携など協力を一層推し進めるべきだという考えを示しました。
また、習主席は「中国経済は依然として適正な範囲で運営されている。中国は経済改革を断固として実施していく」と述べ、中国経済の減速に対して懸念する必要はないという考えを強調しました。
訪米を前に習主席は、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の質問に対し書面で答えました。この中で、焦点になっているサイバーセキュリティーについて、習主席は「中国政府は商業上の機密を盗むことに関与していないし、中国企業によるそうした活動を奨励も支援もしていない」と強調したうえで、「両国の共通の懸念であり、アメリカと協力を強化する準備がある」と述べました。
そのうえで習主席は、「両国関係においては大局的な視点を持つべきで、対立点ばかりに焦点を当てるべきではない」として、サイバーセキュリティーや中国の海洋進出など課題が山積するものの、世界の二大経済大国としての立場から、経済連携など協力を一層推し進めるべきだという考えを示しました。
また、習主席は「中国経済は依然として適正な範囲で運営されている。中国は経済改革を断固として実施していく」と述べ、中国経済の減速に対して懸念する必要はないという考えを強調しました。