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米人女性 スパイ容疑で中国当局に半年前から拘束9月23日 9時19分
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中国の習近平国家主席がアメリカ訪問を開始し、オバマ大統領と米中首脳会談を行うのを前に、アメリカ人の女性が中国当局にスパイの疑いをかけられて半年前から拘束されていることが明らかになりました。
拘束されているのは、アメリカ人女性のサンディー・ファン・ギリスさんです。
支援者のウェブサイトによりますと、女性はことし3月、アメリカのヒューストンからのビジネス訪問団の一員として中国を訪れ、広東省からマカオに出ようとしたところで、スパイを取り締まる国家安全当局に身柄を拘束され、今月、正式に逮捕されたということです。こうした経緯が公表されたのは今週に入ってからとみられ、22日にアメリカ訪問を開始した中国の習近平国家主席が、25日にワシントンでオバマ大統領と首脳会談を行うのを前に、女性の釈放に向けてアメリカの世論を喚起しようというねらいがありそうです。
中国外務省の洪磊報道官は22日の記者会見で、女性の拘束について、「国家の安全を脅かす活動に従事した疑いで中国の関係部門の調べを受けている」として、その事実を確認したうえで、「われわれは部外者に対し、中国の法に基づいた事件処理を尊重するよう望む」と述べてけん制しました。
支援者のウェブサイトによりますと、女性はことし3月、アメリカのヒューストンからのビジネス訪問団の一員として中国を訪れ、広東省からマカオに出ようとしたところで、スパイを取り締まる国家安全当局に身柄を拘束され、今月、正式に逮捕されたということです。こうした経緯が公表されたのは今週に入ってからとみられ、22日にアメリカ訪問を開始した中国の習近平国家主席が、25日にワシントンでオバマ大統領と首脳会談を行うのを前に、女性の釈放に向けてアメリカの世論を喚起しようというねらいがありそうです。
中国外務省の洪磊報道官は22日の記者会見で、女性の拘束について、「国家の安全を脅かす活動に従事した疑いで中国の関係部門の調べを受けている」として、その事実を確認したうえで、「われわれは部外者に対し、中国の法に基づいた事件処理を尊重するよう望む」と述べてけん制しました。
国務省副報道官「納得できる説明ない」
アメリカ人女性の拘束について、アメリカ国務省のトナー副報道官は22日の記者会見で、中国にあるアメリカ総領事館の担当者がこれまで6回にわたって面会し、健康状態に問題がないかなどを確認していると明らかにしました。そのうえで、「ホワイトハウスも中国外務省に問いただしているが、女性の容疑について納得できる説明は得られていない」と述べました。