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米とキューバ国交回復仲介のローマ法王が訪米
9月23日 9時20分

アメリカとキューバの国交回復の仲介役を担った、ローマ法王のフランシスコ法王が訪問先のアメリカに到着し、オバマ大統領とバイデン副大統領がそろって空港で出迎えました。
アメリカとキューバの54年ぶりの国交回復で仲介役を担った、ローマ法王のフランシスコ法王は、4日間のキューバ訪問を終え、22日に次の訪問国のアメリカに到着しました。
フランシスコ法王のアメリカ訪問は初めてで、ワシントン近郊のアンドリュース空軍基地では、オバマ大統領夫妻とバイデン副大統領夫妻がそろって出迎え、法王が飛行機のタラップから降りると、集まった大勢の信者たちから大きな歓声が上がりました。アメリカの大統領と副大統領がそろって空港に出向いて外国からの要人を迎えるのは異例です。
フランシスコ法王は、23日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談する予定で、アメリカとキューバの国交回復の仲介の労を取った法王に、オバマ大統領が感謝の意を伝えるものとみられます。
フランシスコ法王はワシントンの教会で大規模なミサを行うほか、24日には議会上下両院の合同会議で演説し、その後、ニューヨークとフィラデルフィアを訪れる予定で、およそ7000万人のカトリック信者がいるというアメリカでも歓迎ムードに包まれています。

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