サッカー:トッテナムファン、孫興民に「ベイル感じさせるにおい」

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 イングランド・プレミアリーグの名門クラブ、トッテナム・ホットスパーFCを経てスターになったストライカーは多い。その代表と言えばドイツが生んだ世界的なストライカー、ユルゲン・クリンスマン(現・米国代表監督)だ。

 その後もロビー・キーン(35)=アイルランド=、ディミタール・ベルバトフ(34)=ブルガリア=らがトッテナムの看板ストライカーとなり、それに続いてスーパースターが登場した。英ウェールズ出身で現在はレアル・マドリードに所属するガレス・ベイル(26)だ。2007年、18歳の時にトッテナムに入団。その当時から左サイドバックで李栄杓(イ・ヨンピョ)とポジション争いをしていたが、すぐにサイドハーフに変わり、プレミアリーグを揺るがした。

 トッテナムの地元サポーターたちは20日のクリスタル・パレスFC戦でベイルのにおいを感じた。左サイドから約25メートル1人で疾走し、センターに入ったかと思うと正確な左足シュートでゴールネットを揺らした孫興民(ソン・フンミン、23)の姿にベイルが重なって見えたのだ。孫興民の活躍でトッテナムはクリスタル・パレスを1-0で破り、シーズン3連勝を飾った。

 トッテナムの「ヒーロー」だったベイルと、その「ヒーローの系譜」を継ぐと期待されている孫興民は長身(身長183センチ)であることなどをはじめ似ている点が多い。恐るべきスピードでボールをけって走る直線ドリブルは痛快だ。シュート能力に優れており、美しいラインを描く。ワントップ、トップ下、ウイングをこなす点も似ている。孫興民はもう1試合、ビッグマッチを控えている。韓国時間で26日夜8時45分に行われるリーグ首位マンチェスター・シティFCとの試合だ。孫興民がマンシティ戦で得点して勝利に導けば「全国区のスター」になることも夢ではない。

チャン・ミンソク記者
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