旧日本軍の慰安婦問題が解決しないことに不満を抱いた50代の男が、在韓日本大使館に放火しようとしたとして逮捕・起訴された。
ソウル中央地検刑事6部(チョン・スンミョン部長)は21日、在韓日本大使館に放火しようとした罪(一般建造物放火予備)で、57歳の男を逮捕・起訴したと発表した。
男は今月5日午後7時20分ごろ、ソウル市鍾路区の在韓日本大使館に放火しようと企み、ガソリンが入った焼酎瓶4本と1.5リットルのペットボトル1本、ライターを持って大使館の正門に接近した疑いが持たれている。
男は大使館の正門前で警備に当たっていた警察官に取り押さえられた。検挙当時、男は酒に酔った状態だった。
男は警察と検察の取り調べに対し「日本政府が慰安婦の被害に対し知らんぷりを続け、賠償も十分に行っていないのを不届きだと思い、大使館に火を付けようとした」と供述したという。