来韓したウガンダ内務長官、帰国便で急死

死因は急性心不全
ウガンダ「韓国で治療受けられなかった」
韓国外交部「事実でない」

来韓したウガンダ内務長官、帰国便で急死

 このほど韓国国際交流財団(KF)の招待で訪韓したウガンダ内務長官が帰国する飛行機の機内で急死したことを受け、ウガンダ国内で韓国に対する不満が広がっていることが分かった。

 韓国外交部(省に相当)によると、ウガンダのアロンダ・ニャカイリマ内務長官(56)=写真=は今月8日から11日まで訪韓し、帰国する際に航空機内で死去した。死因は急性心不全だった。これに関連、ウガンダの現地メディア「The observer」は18日、「ヨウェリ・ムセベニ大統領は追悼式で『ニャカイリマ長官は韓国滞在中に腹痛やめまいを訴えたが、医療保険がないという理由で韓国側が治療を拒否した』と述べた」と報道した。

 これに対してKF側は「招待対象者全員を旅行者保険に加入させて滞在中の医療保険を提供しており、ウガンダ長官も加入していた。適切な医療的対応を受けられなかったという主張は事実と違う」という見解を外交部に伝えた。外交部当局者は「外交部長官名義の弔電で哀悼の意を表した。KF側の説明に基づき、(現地メディアで報道された見解は)事実でないとウガンダ政府に伝えた」と語った。ニャカイリマ長官は訪韓中、韓国政府関係者と韓国の住民登録制度導入案などを協議した。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
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