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支援物資と必要な品物 食い違いの解決が課題
9月23日 4時26分

支援物資と必要な品物 食い違いの解決が課題
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「関東・東北豪雨」で大きな被害を受けた茨城県常総市では、支援物資が数多く寄せられる一方で、住民が必要とする一部の品物が不足していて、こうした食い違いを解決することが課題となっています。
常総市では、全国各地から寄せられる支援物資を市内2か所の体育館に集めて仕分けなどの作業を行ったうえで、被災した人たちに希望する品物を提供しています。
市によりますと、中古の衣料品や高齢者用の紙おむつなど一部の品物が集中して寄せられ、ボランティアの人たちが数百人集まって仕分けを行っても作業が追いつかず、こうした物資が少なくとも数十トンにのぼっているということです。
一方で、住宅の片付けなどに使われるスコップや洗剤、それに殺虫剤などは不足しているということで、集まる支援物資と住民が必要とする品物との食い違いを解決することが課題となっています。
常総市商工観光課の町田春吉課長補佐は「インターネット上で情報が広がって同じ物資が集まる傾向にあり、とてもありがたいが、困る面もある」と話しています。
常総市は、市のホームページで住民が必要とする品物の情報を更新していて、情報を確認してから物資を送るよう呼びかけています。

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