日本の切腹、起源は中国にあり―中国メディア

配信日時:2015年9月22日(火) 17時2分
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17日、日本の武士道精神を代表する「切腹」。日本独特の価値観のように思えるが、その起源は中国にあるとの仮説がある。写真は日本刀。
2015年9月17日、日本の武士道精神を代表する「切腹」。日本独特の価値観のように思えるが、その起源は中国にあるとの仮説がある。中国のニュースサイト・今日頭条が伝えた。

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記事によると、切腹の起源は中国の春秋戦国時代(BC770〜BC221年)にあるという。「荘子(外篇)」には、周の霊王・尊敬王付きの政治家だった萇弘(ちょうこう)が、謀略にはまって無実の罪で古蜀へ流された際、自身の潔白を証明するために腹を切って果てたとの記述がある。同じく戦国時代の聶政(じょうせい)も、恩人を失脚させた韓の大臣に敵討ちを試み、最後に切腹して果てたと伝えられる。

このような故事が遣唐使らによって日本に伝わり、土着の「怨霊退散」などの観念と結びついたのではないか―記事ではこのような仮説を立てている。古代の日本では、恨みを抱えたまま死ぬとその恨みは人の腹部にとどまるとされており、腹部を切り開くことによってそれを解放するという考えが生まれた。

日本語に「腹を決める」「腹が据わる」などの表現が多いことからもわかる通り、日本人は腹部をたいへんに重要視している。そこは魂や精神の居場所と考えられており、自身の潔白を証明するために腹を切り開いてその中身を見せるといった発想が生まれたようだ。中国ではこのような自決の方法はすたれていったが、日本ではのちのちまで残っていったのである。(翻訳・編集/愛玉)
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