辺野古で抗議活動の韓国人逮捕 警察官蹴った疑い
沖縄県警名護署は22日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部に近い米軍キャンプ・シュワブのゲート前で警察官を蹴ったとして、公務執行妨害の疑いで、韓国籍で職業不詳のキム・ドンウォン容疑者(29)を現行犯逮捕した。
接見した弁護士や現場にいた移設反対派などによると、キム容疑者は妻と一緒に抗議行動の様子を見ていたという。反対派と警察官が衝突する中、近くにいた妊娠中の妻が警察官に強制排除されそうになり、キム容疑者が阻止しようとして警察官ともみ合いになった。
キム容疑者は、国内外で活動する環境保護団体に所属している。