防災訓練が人災に・・発煙筒で体調不良続出、重体者も

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甘粛省天水市の逸夫実験中学の1年生412人が18日午後、防空防災避難訓練を行った。本当の災害に近づけるために、訓練では発煙筒を使用。現場は煙霧に包まれ、せきや嘔吐など体調不良を訴える生徒が続出し、重体5人、重症4人、139人が病院に運ばれた。9月20日、新華網が伝えた。

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避難訓練自体はよいもので、生徒や保護者の賛同を受け実施されたが、迫真性を追求するあまり不適切な道具を使った結果、ひどい状況を招いた。

(編集翻訳 浦上早苗)