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チリ巨大地震 大統領が緊急支援を表明9月22日 12時29分
今月16日に巨大地震が発生したチリでは、津波でおよそ2000棟の住宅が流されるなどの被害が出たため、バチェレ大統領は、被害を受けた世帯に緊急の支援金を支給するとともに漁業などの主要産業の再生に緊急の予算を充て、復興に全力を挙げると表明しました。
今月16日、チリの沖合で発生したマグニチュード8.3の巨大地震では、これまでに13人が死亡し、チリの内務省によりますと、沿岸部に最大で4メートル以上の津波が押し寄せて、およそ2000棟の住宅が流されるなどの被害が出ました。
チリのバチェレ大統領は21日、記者会見で、「被害は非常に大きいが、政府は被災した人が元の生活に戻れるように必要な支援をする」と述べました。
そして緊急の支援として、住宅が被害を受けた世帯に100万ペソ(日本円で17万円余り)、家財などが被害を受けた世帯に50万ペソ(日本円で8万円余り)を支給すると表明しました。
また、津波で外国からのクルーズ船が停泊できる岸壁が壊れたり漁船が流されたりして、主要産業の観光業や漁業に大きな被害が出ていることから、バチェレ大統領は、港の復旧と漁業の再生に向けて緊急に予算を充て、復興に全力を挙げるとしています。
チリでは、21日もマグニチュード6を超える大きな余震が起きていて、津波によって出来た水たまりが町の至る所に残るなか、大勢のボランティアや軍の兵士が手作業でがれきを拾い集めるなど復旧作業を続けています。
チリのバチェレ大統領は21日、記者会見で、「被害は非常に大きいが、政府は被災した人が元の生活に戻れるように必要な支援をする」と述べました。
そして緊急の支援として、住宅が被害を受けた世帯に100万ペソ(日本円で17万円余り)、家財などが被害を受けた世帯に50万ペソ(日本円で8万円余り)を支給すると表明しました。
また、津波で外国からのクルーズ船が停泊できる岸壁が壊れたり漁船が流されたりして、主要産業の観光業や漁業に大きな被害が出ていることから、バチェレ大統領は、港の復旧と漁業の再生に向けて緊急に予算を充て、復興に全力を挙げるとしています。
チリでは、21日もマグニチュード6を超える大きな余震が起きていて、津波によって出来た水たまりが町の至る所に残るなか、大勢のボランティアや軍の兵士が手作業でがれきを拾い集めるなど復旧作業を続けています。