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日本・米国・中国すべてから信頼されているのは韓国だけ、北東アジア外交のカギ握る・・韓国ネットは「韓国が一番危ない」「中日にとって韓国は…」

FOCUS-ASIA.COM 9月22日(火)2時32分配信

韓国・中央日報は21日、日本の安保関連法案が参議院を通過したことで日中の対立が悪化、日本・中国・米国のいずれからも信頼されている韓国の役割がより重要になったと報じた。

記事によると、韓国の外交当局者は20日、安保関連法案の参院通過について「安倍首相が米中、日中の葛藤を深める『不和の手』を投じた」と論評、続けて「韓国の課題はこれを『和合の手』で返すことではないだろうか」と今後の韓国外交の方向性を述べたという。

安保関連法案に対する韓国の姿勢は歯切れが悪い。韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は法案通過直後の19日午前2時53分、「朝鮮半島の安保及び韓国の国益に関する事案では、我々の要請や同意がない限り日本の集団的自衛権行使は容認できない」と釘を刺しつつも、「平和憲法の精神を堅持し、地域の平和と安定に寄与する方向で透明に推進しなければならないだろう」と述べた。

対北朝鮮安全保障連携を考えれば、中国のように正面から批判することはできず、かといって日本の“歴史歪曲”や“軍国主義化”を批判している手前、米国のように歓迎して見せるわけにはいかないという事情のためだ。

だが、記事は17日に開かれた「韓米親善の夜」行事の中で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が「韓米関係は過去最高」と述べ、リッパート駐韓米国大使が「尹長官の言葉通り」と述べたことを強調。さらに、20日には尹長官が「韓日交流おまつり」の祝辞で「世界のどの地域を見ても近隣諸国の間に大小の緊張や摩擦がないところはない。正しい歴史認識に基づいて国交正常化50周年が新しい未来を拓く転機となるよう努力しなければならない」と述べ、韓国が安保関連法案を問題にしないことと引き換えに日本にも歴史問題での譲歩を求めた事を紹介した。

そして、国立外交院のキム・ハングォン教授の「現在、明示的に北東アジアで米国・日本・中国のすべてから戦略的信頼を得ている国は韓国しかない。北東アジアの緊張を緩和するための韓国の戦略的な連結の役割がさらに重要になるだろう」とするコメントを引用。10月16日の米韓首脳会談や10月末から11月初めに予定される日中韓3か国首脳会談などを「北東アジア外交の分岐点」と位置付けている。

この記事に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「中日対立だけではない。韓日対立に南北対立と韓国が一番危ない」

「なぜ100年以上経っても中国と日本に国力が劣る?いい指導者はいつ出てくるのか?」

「無能と無責任も売国」

「中日にとって韓国は眼中にない。どうなってもいいと思われてる。韓米同盟を固めて、備えておくべき」

「日本に得になるようなことは、すべきではない。中国と仲良くなるべき」

「中日対立を心配している場合か?」

「日本はまた韓国を踏みにじって中国に行って戦争するつもりか?」

「米国の後ろ盾があって日本で安保法案が通った。米国にとってはいつでも日本が韓国より優位」

「韓国に期待はできない。自衛隊がやってくるかもしれないのに、日本に何も言えない」

「米国は中国制圧のために、日本が再び韓国を植民地にしても、見て見ぬふりをするだろう」

「過去に中日関係において韓国が重要だったことは一度もない」

「中国の植民地か、日本の植民地か?また昔のことが繰り返される」

(編集 MJ)

最終更新:9月22日(火)2時32分

FOCUS-ASIA.COM

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