韓国の世界文化遺産、外国人観光客が2年で4割急減=韓国ネット「そこに何を見に行けって?」「隣の国に万里の長城があるから…」

配信日時:2015年9月18日(金) 21時27分
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17日、韓国の世界文化遺産を訪ねる外国人観光客がここ2年で70万人も減少したことが分かり、大金をかけた遺産の保存管理や広報活動は失敗だったとの指摘が出ている。写真は韓国の外国人向けガイド。
2015年9月17日、韓国・ニュース1によると、韓国の世界文化遺産を訪ねる外国人観光客がここ2年で70万人も減少したことが分かり、大金をかけた遺産の保存管理や広報活動は失敗だったとの指摘が出ている。

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韓国国会教育文化体育観光委員会所属の朴洪根(パク・ホングン)議員は17日、「済州を除く12件の世界文化遺産を訪ねる外国人観覧客が12年の180万人から昨年の110万人に、39%も減った」と明らかにした。朴議員によると、12件のうち観光客が増加したのはもともとの絶対数が少ない海印寺(大邱近郊)など3カ所のみで、慶州の石窟庵・仏国寺、ソウルの宗廟、水原の華城といった「大所」の観光客が4〜6割ほど減った。

過去5年間、世界文化遺産の保存管理には1505億ウォン(約154億円)、広報には43億ウォン(約4億4100万円)の国庫補助金が投入されているにもかかわらず、こうした結果が出たことについて、朴議員は「世界文化遺産の指定も重要だが、指定された遺産を保存し、より多くの人に知らしめることがより重要だ」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「ぶっちゃけ、見るべき物はあるのか?隣の国には万里の長城や兵馬俑があるのに、韓国の世界遺産に来る人なんていないよ。韓国人だけで楽しめばいい」
「見る物もないし、特別な物もない。安物の飲食店が多いだけ」
「学校の韓国史の時間に、誇るべき文化遺産についてまず教えるべき」

「『保存』と言いながら、実態はお金をかけてイメージを壊してるようなもの。どこも、再訪すると昔の姿がなくなっている」
「宗廟の周りはごみだらけの上に、酒に酔った老人がたばこを吸ってうろついている。外国人だけでなく、韓国人もそんなとこには行かないよ」
「世界中に中国人観光客が増えたから、他の国からの観光客が減ったんだ。みんなうるさいから避けている」

「絶対に保存じゃなく別のことに使ってる。ごみ政権にごみ公務員集団め」
「お金ばかりに執着するのはやめよう。大事なのは、こういう遺産をどう育てていくかだ」
「1500億ウォンは誰の財布に入ったんだろう?」
「そこに何を見に行けって?」(翻訳・編集/和氣)
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