ローカルにファイルを持たず、あたかも外付けHDDやフラッシュメモリのようにクラウドストレージを使うのならbitcasaやbox.com(webdav使えるので楽ちん)あたりが便利だとは思うのだけど、前に使用した時いまいち遅い印象が強かったので、今回はGoogle Driveでそれを実現することにし、ExpanDriveというソフトを購入しました。
ExpanDriveを使用する
$49.95とちょっと高いですが、色々なストレージに対応しているすぐれものです。mac,windowsともに対応。
注意点:マウントされる種類
HDDとしてマウントされますので、FInderのサイドバーにだしたい場合は、ここにチェックを入れるのを忘れないことくらいでしょうか。外部ディスクではないです。Path的には?Volumes/Google Drive/となり、もちろんterminalからいけるので、CUIコマンドを使えます。
なぜgoogle driveを外部ストレージとして採用したのか
・1TBが月1000円を切っているので、ランニングコストが安い
・NASのバックアップに気を使わなくて済む
・外でも家のNASにアクセスする必要がない
・実はNASがなくてもなんとかなるのではないか
一番下の理由が重要で、もともと家のNASはデータのアーカイブ兼音楽(極たまに動画)・自炊書籍サーバとして使っており、そんなに速度は要求されないのです。ただ、いざというときデータがないのは困る。amazonのglacerは安いけど自分的に面倒。とうことで、まずNASにgoogle Driveへファイルを上げるadd-onをインストールして、google driveへ移行中です。
これ、うまくいくと、家のデータが失くなっても全く問題ないシステムが出来上がるので、個人的にストレスフリーなんですよ。そしたらローカルはNASではなく外付けUSB3.0のHDDで十分。コンパクトになる。
ちなみに一度PCがsleepした時は再接続してやらないとファイル操作を受け付けなくなりますが、それ以外は結構順調に軽く動作してくれています。
開発会社について
2004年にstanfordのcomputer science専攻の三人の学生がドロップアウトして始めた会社のようです。この会社では他にマシンの中身をamazon S3にアップロードしてくれるStrong Syncというソフトもつくています。いずれもmac-winのハイブリッドで、linuxのリリースも見込んでいるようです。
ExpanDrive, Inc./ ExpanDrive / mac and windows / - / 2014-10-04