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【社会】

警官が市民を排除 辺野古近くで抗議行動

米軍キャンプ・シュワブのゲート前で横たわって抗議する市民ら=21日、沖縄県名護市で

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 米軍普天間飛行場の移設予定地である名護市辺野古近くの米軍キャンプ・シュワブ前で二十一日午前、移設に抗議する市民ら数十人が道路に横たわったり工事用車両が出入りするゲート前で隊列を組んだりし、これを強制排除しようとした警察官約百人ともみ合いになった。怒声が飛び交うなど周辺は一時騒然とした。

 沖縄防衛局は移設に向けた準備作業を進めており市民らは関係車両がゲートに入るのを阻止しようと集まっていた。市民数人は、体に触られないようペンキを塗ったかっぱを着て道路に横たわっていたが、警察官が抱えて強制的に移動させ車両はゲート内に入った。

 名護市の高校三年渡具知武竜(とぐちたけりゅう)さん(18)は「市民を守る警察がやることなのか」と批判した。

 

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