先日、レックスカードのポイント還元率が改悪されることになったジャックスカード(こちらの記事を参照)。これに引き続き、やはりというか漢方スタイルクラブカードのポイント還元率についても改悪されることになりました。
※2015年12月ご請求分からポイント付与基準が変わります。
【1回払い・回数指定分割払い・ボーナス払い】
<2015年11月ご請求分まで>2,000円で7ポイント → <2015年12月ご請求分より>2,000円で6Point【リボ払い】
<2015年11月ご請求分まで>2,000円で9Point → <2015年12月ご請求分より>2,000円で8Point
ポイントを付与しすぎていたジャックス:
漢方スタイルクラブカードやレックスカードのポイント制度が改悪された背景には、やはり今までが異常だっただけ…というのがあります。
ジャックスカード側では年会費収入さえ得られればポイント還元率をギリギリまで高くしてもどうにか利益を得られるだろう…と踏んでいたものの、実際にはポイント付与がとんでもない金額になってしまい、収集がつかなくなってしまった…というのが実情でしょう。
- 見込み:ポイントをたくさん付与しても年会費収入があればOK
- 実際:ポイント付与ばかりが増えて、赤字に…
今後もポイント制度は改悪される可能性大:
そのため、個人的には今回の改悪はこれっきり…という話ではなく、追加でもう1度くらい、頃合いを見てポイント還元率の引き下げがあると思います(2017年前半を予測)。
近年の加盟店手数料の低下やクレジットカード会社の体力的を考えると1.25%のポイント還元率あたりが限界なので、そこにサヤ寄せされていくと考えるのが無難…。1.5%のポイント還元率だって、キャッシュバックが主体の漢方スタイルクラブカードでは厳しいと私は思うので、さらなる改悪は避けられないことでしょう。
以上、漢方スタイルクラブカードのポイント制度が改悪!2015年12月よりポイント還元率は従来の1.75%から1.5%に引き下げになります…という話題でした。ジャックスとしてはこのポイント制度改悪で、築き上げた漢方スタイルクラブカード会員達がどこまで離反するか…ヤキモキしている頃なのかもしれませんね*1。
参考リンク:
なぜ加盟店手数料が引き下げられると、漢方スタイルクラブカードのポイント還元率が引き下げられることに繋がるのか…ということがよくわからない方は、下記のポイント制度の仕組みをご覧ください。図解でカードの仕組みを解説しています。
*1:ポイント厨と呼ばれる人達は、ポイント還元率が悪化したら血も涙もなく出て行ってしまう傾向があるので、再度、改悪が行われるようなことにもなれば、半分くらいの会員がいなくなってしまうかもしれません。特に漢方スタイルクラブカードは年会費のかかるカードですから、その動きも顕著になってしまいそうです。