南北のサッカー協会長が平壌で会談 交流戦など議題に

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮・平壌を訪問していた大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が21日、金浦国際空港から韓国に戻った。18日から4日間の北朝鮮滞在中に東アジアサッカー連盟(EAFF)の執行委員会に出席したほか、北朝鮮サッカー協会のリ・ヨンナム会長と南北のサッカー交流などについて話し合った。

 大韓サッカー協会の関係者によると、鄭氏がリ氏と会った時間は20分程度に過ぎず、踏み込んだ議論はできなかったとした上で、「今後は北側と交流問題についてさらに協議できるだろう」と説明した。

 鄭氏は北朝鮮側に韓国プロサッカーのKリーグ選抜チームと北朝鮮の軍所属選手からなるサッカーチーム「4・25体育団」の交流戦や、来年パプアニューギニアで行われるサッカー女子U―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に共に出場が決まっている代表チームの合同練習などを提案した。鄭氏の提案に対し、北朝鮮側は即答を避け、「今後話そう」と答えたという。

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